「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 第10話 寝坊~鈴虫の鳴く頃に

知恵と力は重荷にならぬ

知恵と力は身に付くものであり、どんなことがあっても負担にならないという

 


日本一不良が多い県 千葉県 小中学校の出席番号が誕生日順の県 千葉県



そんな千葉県の四街道市に新たなスターが現れた。


「いいよぉ!」 「おおきいっ!」 「キレてます!」 「太い!」 「黒い!」



格闘技とは

主に自分の体での攻撃・防御を行う技術、もしくはスポーツ競技、あるいはそれを基にした興行のことである。

芸術とは
表現者あるいは表現物と、鑑賞者とが相互に作用し合うことなどで、精神的・感覚的な変動を得ようとする活動。

(wikipedia参照)


このスターはまさにその二つを兼ね備える事が必要な世界において今一番輝いていると言われている。

「すいません、プロテイン分けてくれませんか?」


海保仁志(28)

千葉県生まれ、千葉県育ち。脱サラしボディビルに転身。現在全国大会2連覇。



「さすが、海保さん!自らのプロテインはあっと言う間に飲んでしまうため、常にプロテイン切れの状態なんですね!」


海保「あはは、すいません。ありがとうございます。今日はこれで上がらせて貰います。」



ジムから帰宅後、男は毎日怠らない筋肉トレーニングを始め、特別メニューの夕食を済ました後

いつの間にか眠り込んでしまっていた。




眩しい陽射しが降り注ぎ、男の黒い皮膚を白く輝かせる。

逞しく鍛えられた上腕ニ等筋はピクリともしない。綺麗に割れた複直筋が少し張っては元に戻る。


筋肉質である事がチャンピオンの資質ではない。筋肉をいかに輝かしく見せるかである。

男はその見せ方を心得ていた。彼のあだ名は「黒いダイヤモンド」 デビュー後僅か1年で全国大会優勝の遅咲きのスーパースターである。


そんなスターだったがいつもなら

朝のランニング、筋トレ、朝の特別朝食メニュー(プロテイン入り)、お昼のランニングと筋トレと特別昼食メニュー(プロテイン入り)、そしておやつ(プロテイン) はとっくに終わっている。


その日に限ってはなぜか彼の朝はお昼を過ぎた頃 1つの電話と共に始まった。

「ぷるるる~♪」

海保「ん・・・、んだれら・・・。もひもひ?」

由記「出た!! 海ちゃん!出た!!」

海保「ゆっちゃん・・・?どしたの・・・。」



海保は由記から 

突然街から人が姿を消したこと、今は香織・緑・輝行・洸介・河野・淳史の6人と行動を共にし他にも無事な人がいないか電話を掛けていたこと、メガネが事故ったことを伝えられた。


海保「河野大丈夫なの?韓も洸介もいんの?」

あいかわらず海保がお気に入りの由記はベラベラと関係のない事まで話し始めたため、輝は何気なく電話を奪い取り洸介へ渡した。


洸介「あ、海保?光将は平気、韓もいるし、みんな無事。お前も今からこっち来いよ。」

海保「あい、分った・・・。起きれたらね・・・。」

海保はいつもの台詞を言うと電話を切った。



また一人無事な仲間が見つかりほっとした彼らだった。

しかし問題はまだ山積みの状態なのだった。


洸介「あいつは車ですぐ来れるから大丈夫だろ」

輝行「だな。多分起きたら1時間位で来るだろな。てかここも狭くなってきたしどこか他に移らない?」

由記「そうやね。ここじゃタバコ臭くて敵わんし。チラッ。」

緑「じゃあ、どこに行く?」

河野「俺メガネが欲しい。」

淳史「安全なところでかつ広くて海保も分りやすい場所がいいね」

輝行「帝国ホテル! 1回行って見たかったんだ俺。非常時だし食糧もあるし安全で広いし分りやすいし、いいよね?」

洸介「じゃ、帝国ホテルね。あっちゃん車そっち由記と緑乗せて、韓の車に俺と光将と香織乗るから。」

淳史「輝!先導よろしくね。」


一向は大野に別れを告げ いざ都内の帝国ホテルに向かう。


誰もいない道に挟まれた他の車が通らない車道に一列になりホテルへと急ぐ中

まだ本調子ではない河野は血を絶対付けないという約束で後部座席に横になっていた。


色んな事が起き、少々頭がパニックになっていた彼は少しボーッと空を見上げる事にした。

空はいつもとまったく変らないまま。雲はゆっくり流れ青い空はどこまでも青く。


そんな中、いつも見慣れている景色のせいか 一瞬何も気がつかなかったが

飛行機をみたのだ。

旅客機というよりは小型のセスナのようなものだろうが、確かに飛んでいたのを河野は見た。

次の瞬間

河野「飛行機!飛行機!!」

あまりの突然の声に 思わずブレーキを踏んだベンツは見事に淳史の車にカマを掘られた。

そんなことに気づく間もなく、先導者に乗っていた彼らは車から出て空を見上げる。

後続車のみんなも続々と車を出て、同じように空を見上げる。


青い大空に飛行機がいた。

to be continue(先輩、プロテインありますか?俺のもねーよ。)

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■ 第9話 リーダー~下ネタは23時から

三人寄れば文殊(もんじゅ)の知恵


凡人でも三人集まれば素晴しい知恵が出てくる、という




香織が洸介か輝行を迎えによこすと言ってからしばらく経った


不安な状況ではあるが、また長く一緒にいれると思うと少し心が躍った2人は

さっきまでの恐怖心とはうってかわって軽いピクニック気分であった。


その時

「ぷるるる~♪」


突然、由記の携帯に着信ベルが鳴った。

由記が携帯を見ると登録されていない番号からの電話だった。

由記「えー・・・。誰からやろ・・・。怖いしシカトしとこ。」

それでもなり続ける着信ベルに少し恐怖を抱き始めた由記に

緑「ゆっちゃん、でない方がいいよ・・・。こんな状況だし・・・。」

由記「緑! 電話出ろっ。」


そういうと日焼けのない真っ白な少し太い腕を出し強引に緑の耳元に謎の電話を近づける。



「もしもし?由記?俺だよ、洸介。緑の電話通じないんだけど、緑いる?」


緑「洸介? 由記ちゃん!洸介だよこの電話!」

由記「あ?ったく・・・。なんだよ洸介か。気持ち悪いわ、なんだって?」

洸介「あれ?緑?緑いるんじゃん。電話通じなかったけど、家どこ?」


緑の携帯電話は気がつかぬうちに電池切れになっていた。



数分後、洸介と輝行が到着した。なるべく単独行動は控えた方が良いという事で2人揃って迎えにきたようだ。

輝行「ここは日中でも木が多いし、なんか怖いな・・・。」

洸介「夜中に変態とかいそうだな。」

由記「お前だろ。」

緑「香織から話は聞いたけど、一体どうなってるの?」

輝行「まぁ話は車に乗ってからでも。」

由記「ていうか、メガネ事故ったの?」

輝行「まぁ今は裸眼だからメガネじゃないが、傷は浅いし香織が今介抱してる。とりあえず香織んちに行こう。」

洸介「着くまで緑は香織の、俺は自分の携帯で電話掛けまくるわ。そうだ、由記も知り合いに掛けまくってくれよ。」



全員終始電話を掛け続けるという異様な車内に正直耐え切れなくなった輝行は、途中都内のコンビニに立ち寄りトイレ休憩を希望する。

洸介「誰も出ないな・・・。由記は?」

由記「出ないね・・・。緑は?」

緑「私もさっぱり・・・。あれ韓ちゃんは?」


するとコンビニに中から

輝行「出た出た!!」

緑「だれだれ?」

輝行「あ、いや、うんちが・・・。」

由記「アホや。」

洸介「お前さー今の状況分ってる?あんた、そういうのいらないよう。」


緑「あ!電話出た出た!!」

由記「だれだれ!?」


すると緑は携帯の画面をみんなに向けて見せてきた。


洸介・輝行「あっちゃん!!」


由記「え?あつし?」

緑「もしもし?淳史?」

淳史「もしもし?緑?無事だったんだね?」

洸介・輝行「あっちゃ~ん!!」

淳史「輝と洸介もいるみたいだね、良かった。今どこにいるの?」

緑「由記ちゃんもいるよ。今ね、みんなで香織の家に向かっているところなの。淳史は?」

淳史「俺は1人だよ。街がいつもと変だから色々情報収集してたんだけど、皆が無事でよかった。」

輝行「緑、電話代わって。 ・・・。 あっちゃんも一緒に香織んちに行こうよ。」

淳史「そうだね。固まって動いた方が良さそう。今大学だから、香織んちは大野だよね?直ぐ行くよ。」


川上淳史(29)

神奈川県生まれ、神奈川育ち。元副会長。 現在洸介と同じ某大学の生協勤務。

洸介「あっちゃんも無事だったんだね。これはまだ無事な人いるっぽいな。どんどん電話しよう。」


かすかな希望を見出しつつあった皆だった。

しかしその後の電話も虚しく新たに無事な人も見つける事はできないまま、大野に着いた。

そこには、少し元気を取り戻した河野、香織、そして精悍な顔立ちの淳史が立っていた。


河野・香織・輝行・洸介・緑・由記・淳史


非日常ではあったが、集まった皆はそこに安心感と懐かしさを感じ始めていた。


一向は無事香織の家に集まる事ができた。

淳史が次に何をすべきかを話し合おうと言い出す その瞬間。


「ぷるるる~♪」







to be continue(芝生養育中、この中に入らないで下さい。)

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■ 第8話 居常~花火大会大嫌い~

学生時代から仲の良かった緑と由記。



しかしふたりともここのところ仕事が忙しく、会う機会などなかった。



連休を利用し、ふたりは某テーマパークへ遊びに行くことに。多忙な現実とは別世界の夢と希望に満ち溢れた国、由記に至ってはド田舎からの久しぶりの上京ともあって歳も忘れて大いにはしゃいだ。



三十路前、独身、彼氏なし、女性ふたりというシチュエーションは多少頂けないかもしれないが男二人で行くよりはいいだろう。



さすがに三十路前ともなると体力の低下が著しく、早々に夢の国を後にし、緑の家で一泊することにした。



ふたりは軽く酒を飲み、床に就いてから少し話始める。



由記「うちらいつになったら結婚出来るんだろうね?」



緑「彼氏すらいないしね。そもそも仕事忙しくて作れないし…。」



由記「ヤバいよねぇ…。はぁ、結婚したい、仕事辞めたい…。」



やはり三十路前ともなると結婚願望が出てくるものか。


女性を例えるとなると、クリスマスケーキである。
24、25には飛ぶように売れるが、26を迎えてしまったクリスマスケーキはいかにおいしそうであっても、「売れ残り」というレッテルを貼られてしまうのだ。


レッテルを貼られ、早2年が経つふたりはどんどん卑屈になってゆく。


このままではいけないと寝る事にした。








翌朝、昼前にふたりは目を覚ます。



緑「おはよう、由記。」



由記「ん、おはよう。」



緑「もうそろそろお昼だね。もう空港に向かう?」



由記「ん~、お昼ご飯でも食べに行かない?明日からまた仕事だしもうちょっと一緒にいようよ。」




緑「そうだね。じゃあシャワー浴びてから行こうか。」




明日からまた始まる日常へ戻る事を先延ばしにするかように、ふたりは少しでも長く一緒にいようとした。しかし今までの日常はもう存在しない。



順番にシャワーを浴び、支度を済ましたふたりは外へ出る。



休日の昼であるのに明らかに静かな街に違和感を感じた。



由記「なんかおかしくない?」



緑「うん、この時間にだれもいないなんて…。」



人の気配のない街に恐怖心すら覚えた。そのとき、緑の携帯電話に着信が入る。



由記「だれ?」



緑「香織だ。」



ふたりの強張った表情も、旧友からの着信にほころぶ。



緑「もしもし?」



香織「もしもし!みーちゃん!よかった、繋がった。」



緑「どうしたの?」



香織はこれまでの状況を話した。突然街から人が姿を消したこと、連絡の取れた光将・輝行・洸介の4人と行動を共にしていること、光将が怪我をしたこと、連絡が取れる人をさがしていたことを伝えた。



緑「え?こっちも人がいないの…。」



香織「やっぱり…。バラバラに行動するのはなんだか危険な気がするから一緒に行動しない?今どこにいるの?あたしの家まで来れる?」



緑「わかった。今由記と一緒にあたしの家にいるの。でも電車も動いてなさそうだしどうしよう?」



香織「じゃあ、韓ちゃんか洸ちゃんをそっちに向かわせるから。」



緑「わかった。待ってる。」



緑は香織から聞いた話を由記に伝える。



由紀「え?メガネ事故ったの?」




昨日までの賑やかな世界が嘘であったかのように、静寂が広がる。


昨日までは戻りたくなかった日常も、今は望んでも戻ることはできない。




to be continue(一部失礼な表現がありますが演出です。ご了承ください。)

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■ 第7話 4人寄れば~当然犬派

洸介「だから友達入れるの嫌なんだよ・・・。」

男は緊迫した状況に反してまさに淡白だった。



洸介「で、なに?俺今日フットサルあるから遊べないよ?」

輝行「フットサルなんかねえよ馬鹿。さっき話した通り光将迎えに行くからナビしてくれよ。」

洸介「いやいやいや、ムリムリ。だから用事があんの。それに明日は仕事だから行かない。」

輝行「仕事もフットサルもないんだって。人の話聞けって。ほんとお前そういうトコあるよ。」


非常時だというのに気持ちいい位普段の彼に、輝行の緊張の糸は切れつつあったが

なんとか簡単に状況を説明し車に乗らせる事ができ、光将の元へ向かった。


洸介「え、じゃあ、あれなの?人がいない?それで光将事故ったの?バカだねー。」

輝行「そのせいじゃないだろうけど、お前ナビしろって。それにまだ汚物付いてるから拭けって。」

洸介「ああ?だから真っ直ぐだって、真っ直ぐ。」

輝行「真っ直ぐってお前、右とか左とかもっとあるだろ。ほんとそういうトコあるよお前。」


緊張の糸はとっくに簡単に切れた輝行は助手席の男に念入りに汚物を掃除させつつ、ようやく 光将の事故現場らしき場所にたどり着いた。

洸介と輝行は一服しつつ辺りを探すも、そこには光将の姿はなかった。



その時


「ぷるるる~♪」


緊張の糸が切れていただけあり、突然の着信ベルに心拍数は早々と上昇する。




輝行「た、たぶん、光将だ。もしもし?今どこにいる?」

香織「もしもし?香織です。韓ちゃん達着いた?今ね、おにいちゃんとそこの近くのコンビニにいるんだけど・・・。」

輝行「香織か、コンビニね、分った。すぐ行く。」


2人の無事が分り安心した輝行は一服中の洸介とコンビニへ。


洸介「丁度いいや。たばこ買お。」

コンビニには横たわる光将と不安そうな香織がいた。

どうやら光将は眠っているようだ瞼には包帯が巻かれているも血が少しにじんでいた。

輝行「河野は大丈夫なの?大分血が出てるっぽいけど・・・。」

2人の姿を見て少し不安な表情が和らいだ香織


香織「これでも私が着いた時よりは良くなった方なんだ・・・。ねえ?何が起きてるの?」

洸介「ここアメスピ置いてないわ、光将寝てんの?」


まだ危機感のない男に輝行は自分のタバコを渡し、黙らせる。


輝行「俺も分んない・・・。ただ昨日までは確かに普通だったよな・・・?」

香織「私も朝起きて駅についたらこんな感じで訳が分らない・・・。」

輝行「とりあえず河野が起きるまでに、洸介!ちゃんと話聞け。」



3人とも無事情報の共有を果たしたが、何をするべきか、何をしたいか分らなかった。



輝行「とりあえずさ、河野起きたら1回ちゃんと傷の手当とかした方がいいし休める場所も欲しいね。」

香織「じゃあ、ここから少しあるけど近くに病院もあるし私の家はどお?」

洸介「いんじゃない?」

輝行「そうだね、病院近いのは有り難い。洸介も香織ん家行った事ないしね?」

洸介「そいうや、ないねー。だったら酒とか食糧とかここから持っていこうよ。」



少し気が引けたが非常時という事で監視カメラを少し気にしながら、ありったけの水と食糧と包帯などを積み込む2人を尻目に、洸介は酒とたばこを大量に積み込んだ。


そしてまだ意識が朦朧としてる河野を車に乗せ相模大野に向かう。



輝行「車は・・・。どこでもいいか、人いないんだし。」

洸介「河野!着いたよ。動けるか?」


香織に導かれながら、マンションの一室に4人は無事たどり着く。




依然、河野の意識は朦朧としているが血も止まったようで顔色も少し良くなっていた。

少し落ち着いた4人はこれからの事を少し話し合おうという事になり、他にも無事な人がいるのかという話になった。


洸介「とりあえず電話しまくればいいんじゃない?電話は通じるみたいだし、俺も韓から電話来て気がついた訳だし、まだ気がついてない人もいるんじゃない?」

輝行「そうだね、それぞれ携帯の電話帳全部に電話かけまくるか。じゃあ河野の携帯は俺がかけるわ。」

香織「あっ!おにいちゃんの携帯コンビニに忘れちゃったかも!」

洸介「まぁいつでも取りに行けるからまずは俺達のから始めない?」


3人はそれぞれの携帯のメモリーにある電話番号全てに電話を一斉にかけはじめる。



かすかなダイアル音だけが部屋に響く。


「ぷるるる~♪」




遡ること 十数時間前~


「明日何時の便で帰るの?」


PM23:00頃 彼女は歯もしっかりと磨きすっかり寝る体制でベッドで寝ている友人に話しかけた。


陶山緑(28)

埼玉県生まれ、埼玉育ち。独身。某商社でOL勤務。彼氏なし。



緑「っていうかあれ?成田じゃなかったっけ?羽田?」


「成田遠いから嫌や。はぁ~・・・羽田も遠いんやけど・・・。帰りは2時半くらいの便だよ。」


布団を床に敷いている友人に少しなまりの強い女がベッドから疲れ果てた声でそう言い放った。



村上由記(28)

石川県生まれ、石川県育ち。独身。富山県 某薬品会社勤務。彼氏は同上。



久々の連休に旧友との旅行を楽しみ、今はここ埼玉にある緑の家に泊めてもらい、明日富山へ帰る



はずだった。






to be continue(なにかが発売日間近!! 店頭に走れ!)

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■ 第6話 スタンバイOK~料理は火力が命

あなたといる時間の なんと短いこと

あなたを待つ時間の なんと長いこと

どちらも同じ時間なのに



「はぁはぁ・・・。ま、まずはあいつら来るまでに傷を何とかしないとな・・・。」


光将の傷は、瞼以外に額にも傷が出来ており 深い傷ではないがそれなりに出血していた

そのせいか 自分の状況を楽観視できずにいた


それでも彼は、自分の鞄にあったハンカチーフを傷の止血にあて かすかに開いた目を頼りにあたりを歩き始めた

極度の緊張感のために乾きに乾いた自分の喉を潤すために、歩き始めた


その時

「ぷるるる~♪」


街中に響いているかのような感覚さえ覚える着信ベルに、光将は一瞬生きた心地がしなかった。

電話は香織だった。

香織「もしもし?おにいちゃん?今どこ?」

光将「なんだ、香織か・・・。今大野の近くなんだけど実は・・・。」

光将は自分の紆余曲折の出来事を話した。

香織「怪我がなくて良かった。それはそうとさっきバイクに乗った人をちらりと見たの。」

光将「そうか、輝行、洸介や俺たち以外にも残っている人はいるんだな・・・。」

香織「洸ちゃん達がいつ来るか分らないし、私もそこに向かうね。さっきの話から大体場所分るし。」


香織はどうやら自分が誰もいない大野に一人ぼっちの状態に耐えかねたらしい。普段の彼女を知っている者なら、誰がその豊満な体を必死に揺らしてでも駆けつけるなんて想像できようか。

香織はかすかな情報を頼りに光将のいる事故現場へ急ぐ。




川崎 殿町付近 某マンションのエントランス


「ピンポーン♪」


誰もいないと分ると妙に響くベルの音


「ピンポーン♪ピンポポーン♪」


反響するベルの音がどことなく寂しさを助長させる



「ピンポーン♪ピンポーン♪ピンポポーン♪ピンポポーンー♪ビンポポーン♪ビンボボーン♪」



洸介「あぃ、なに?」


輝行「・・・。ほんとお前は、大したもんだな・・・。」



無事に男の五度寝を阻止した輝行は汚物まみれの男を無視し部屋に押しかけ

今朝からの出来事の全てを、自分が汚物にまみれている事に初めて気がつく男に

サラッと流されている事を前提に知るべき最小限の情報を伝えた。



洸介「へぇ、光将帰ってきてんだぁ。」


現在 PM12:30


to be continue(半日あれば京都へ行こう)

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■ 第5話 集い~髭剃りはセルフサービスです~

なぜ人は、群れる事を好み、そのなかで協調し合おうとするのだろう。

そして、なぜそれに反してその中にも少数者が生まれるのだろうか。



「香織は無事だったが、他の人はどうしちまったんだよ・・・。」


不安を募らせる中、相模大野に急ぎ車を走らせる光将


ふと携帯電話に目を向けると  不在着信あり2件


しかし次の瞬間・・・


※運転中の携帯電話の使用はたとえ緊急時の際にもご遠慮下さい。



一刻も早く香織に、誰かに会いたいという気持ちから普段よりもスピードを出していた光将の車は

彼の不注意でガードレールに衝突した。


エアバックにより掛けていた眼鏡は壊れてしまい、そのせいで彼の瞼には深い傷ができてしまったが


奇跡的に彼の命は無事だった。


しかし救助を呼ぼうにも勿論人はいない。


運良く投げ出された携帯電話を手探りで発見し、不在着信を確認しようにも 目が思うように開かず途方にくれていると


「ぷるるる~♪」
 

光将「もしもし!?もしもし!?」


??「もしもし?おー光将!!良かった。you are great!(君は偉大だ)」


光将「その声は、輝行か!?無事だったんだな・・・。」


輝行「無事ってお前、どうしたんだ? are you alright ?(大丈夫ですか)」



光将は朝から自分が見た事、体験した事、現在の自分の状況を事細かく話した。

それを全て聞いたうえで輝行は

「言いたい事は大体分った。俺は今から無事な洸介と一緒にお前を助けに行く。そこを動くなよ。」


それを聞き電話を切った光将は負傷した目の処置に掛かった・・・。


急ぎ輝行は洸介の元へ真っ白なベンツで向かった


現在 PM12:00


川崎の街に人気はなかった


to be continue (運転中は携帯電話に触らない。これ法律。)

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■ 第4話 電話~朝食は食べない派~

久しぶりに帰ってきた東京。いつもと違う東京。


明らかにおかしい空気に耐え切れず、友人に電話を掛ける。


 「つー、つー…」


光将「ちっ。繋がんねぇ。」


まさか東京の真ん中で孤独感を味わおうとは思いもしなかった彼はすぐに別の相手に電話を掛けた…。











いつもと同じように朝を迎え、同じように出かけた彼女だったが、そこにはいつもと同じ景色はなかった…。


毎日利用するその駅には閑散とした空気が流れる。


彼女は戸惑いながら辺りを見渡したが人の気配は全くない。まるで一晩にして消えてしまったかのように。


今にも泣きだしそうな声で人を探し続けていると突然、





 「ぷるるる~♪」





誰もいない駅で携帯電話が不気味に鳴り響く。


ビクッと肩を揺らすも、彼女の顔には若干の安堵の表情が表れた。



香織「もしもし…」


光将「もしもし、香織か?」


香織「よかった、なんだか街の様子がおかしくてすごく不安だったの。」


光将「え?そっちも変なのか。今東京に戻ってきてるんだけど、人が一人もいなくて。」


香織「こっちも誰もいないの。なんで?どうしちゃったの?」


光将「わかんないよ。今どこにいる?オレ車だからそっちに向かうよ。」


香織「相模大野だよ。」


光将「わかった。着いたらまた連絡するから。」



そう言うと彼は電話を切り、急いで彼女の元へ向かった。二人からさっきまでの不安感はなくなっていった。










一方、汚物まみれの男の元にも、


 「ぷるるる~♪」


洸介「あ、なに?」


輝行「え、いや、なんか外の様子がおかしかったから連絡してみたんだけど…。」


二日酔いに迎え酒。二度寝に次ぐ三度寝。彼は究極に気分が悪かった。


洸介「そうなの?大したもんだね。」


輝行「いや、だからね、人が一人もいないからとりあえずお前に電話してみたんだよ。」


洸介「へぇ、たいしたもんだね?」


輝行「バカにしてんのか?」


洸介「まさか。お前をバカにできたら大したもんだよ。」


輝行「…いいから外確認してみろよ。」


洸介「せっかくの休日にお前は…。まったく大したもんだよ。」


そう言い残すとバカは電話を切り、四度目の眠りに就いた。


輝行「何だこいつ。」


不毛な会話をしてしまった彼だが、自分以外にも誰かがいる事を確認でき少々安心した。そんな折、彼の携帯電話に一件の着信が入っていたのであった。



to be continue(よく働く人は忙しいと口にする暇もないが、暇な奴ほど忙しいと言う。)

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■ 第3話 唯我眼鏡~メリハリエブリボディ~

男は家を持って初めて一人前

全国一番の持ち家率を誇る北陸地方 富山


先日脱サラし新たなる道を選んだ男が、高速道路のパーキングエリアにて燦々と降り注ぐ朝日を浴び、重いまぶたを開ける。

河野光将(28)
東京都に生まれ、エリートサラリーマンとなるも、脱サラし野菜ソムリエの道を選ぶ。


男は富山から東京へ帰る途中だった。突然の眠気に仮眠を取るため立ち寄った越中境パーキングエリアですっかり朝を迎えてしまったようだ。

「いけねぇ・・・、もう朝か。」

疲労感がどうも抜けない状態ではあったが、時間を取り戻すために彼は直ぐに車を走らせた。


車内からは田園風景が望めたが、彼は寝過ごしてしまった焦りがあり、がむしゃらに東京へ急いだ。


車は数時間後には埼玉県高坂パーキングエリアに着いていた。

運転中にも幾度となく多少の孤独感を抱いていた。当然一人なのだから仕方ないと自分に言い聞かせていたが、今まで通ってきた道に一台も車がいなかったことがそれを邪魔した。


彼はとうとう不安になりパーキングエリアにはいるも、それが一層彼の不安感を煽った。

確かに車は数台停まっている。しかし、人気がない。怖くなり少し駆け足気味になった彼は売店や喫煙所、トイレを懸命に回るも人の気配さえなく、どうしようもない孤独と恐怖が彼の足をより速くさせる。

停まっている車も恐る恐る見たが、そこにも人を見つける事ができなかった。


「なんなんだ・・・」

どういう事かまるで理解できなかった。ただ彼にできる事は車に乗り込み、自らの不安を越えた恐怖と戦いながら東京へと向かうことだった。



東京都に入った彼を待っていたは、以前のような変わらない町並みと首都・東京の空気だった。

若干の安堵感を得た彼は、高速道路を降りたすぐ近くにあるコンビニへ向かう。
どうやら駐車している車もあり、直ぐに車を停め迷わずドアを開けた。

店員はレジにはいない、おそらく奥にいるのだろう。立ち読みでもしていれば自然と客は来るはず、そう思い彼は雑誌に手にした。

10分、20分と彼は時間が過ぎていくのを考えまいと雑誌に集中するが、一向に人が入ってこない。

堪えきれずレジの前で叫んでも応答がない、遂に彼は道中考えまいとしてきた事が鮮明に脳裏を過ぎる。

「あ、でも・・・あいつは・・・」


彼は恐怖心を抑えきれず、親しい友人へ電話をかけることにした。


to be continue(この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません)

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■ 第2話 川崎男児~つながろう日本~

酒は人をダメにする。 酒は飲んでも、呑まれるな。 有名な格言である。

ここは川崎。 音楽と愛に溢れる街、川崎。


荒井洸介(28)
川崎で生まれ、川崎で育つ。
某大学にて研究助手として勤務。


気が付いたら、そこはトイレだった。
彼は前日の教授との接待飲みが仇となり、そこで朝を迎えた。

服についた汚物を落とす余力もなく、彼は自分のベッドで惰眠を貪る。
朝日がカーテンの隙間から容赦なく襲いかかる。

「ったく、なんだよ…。」

カーテンを念入りに閉め、惰眠を再び貪る。

2度目の起床は午後になってからだった。
二日酔いには生卵に牛乳が効くと信じる彼は、冷蔵庫を開ける。

がしかし、彼の希望とは裏腹に寂しい冷蔵庫の中身に、再び迎え酒に手を出すも、再び惰眠を貪り始める。





韓輝行(28)
川崎生まれ、川崎育ち、韓国人。
単身フィリピンに渡り、語学を修学した後、川崎にジュニア英会話スクールを開く。


前日の夜から授業教材のためパソコンに向かっていた彼は、おもむろにカーテンを開る。

強烈な朝日が彼に朝を迎えた事を告げる。


「oh good morning my sun (ああ、おはよう、私の太陽)」


毎朝の日課であるゴミ出しに向かう彼。

人気がない事に不安感を微塵も抱かず、ゴミ出しを終える。

家に戻るとすぐ、シャワーを浴び朝食の準備にかかる。

今日の献立はスクランブルエッグとトースト、そしてサラダ。

「This is delicious!(これはおいしい)」

朝食を終えると、彼は趣味の散歩に出かける。お気に入りは鶴見川の河川敷だ。

いつものようにサイクリングロードを歩く彼に、微塵の不安感がなかったと言えば嘘になる。

しかし、休日の朝ともなれば健康的な老若男女で溢れる河川敷に、その日はまったく人気がなかった。

橋を渡っても、公園へいけども、コンビニに入ろうとも、客はおろか店員すら見当たらなかった。


突如として街の異変に気付いた彼は、リダイヤルの一番上の男に電話をする。


to be continue(2人で書きました)

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■ 新説~始めました~

時は、西暦2015年。


高層ビルが立ち並び、街には人や車が行きかい、大いに栄えていた。


こんな世界が突然変わってしまったら、あなたはどうしますか?


これは、9人の男女におけるサバイバルドキュメンタリーである!!





ここは相模大野。神奈川県で一番交通事故が多い街。


その町のとあるマンションの一室から物語は始まる。



小川香織(29)
青森県で生まれ、今はここ相模大野に住み、都内某アパレルショップ勤務。


朝の陽ざしを浴び、彼女は目覚める。


いつも通りに朝の支度を始める。


シャワー室からは湯気が立ち上り、彼女の汗ばんだ艶やかな体があらわになる。


そして、彼女は生まれたての姿になると同時に、熱いシャワーに身をゆだねる。
豊満な胸からは水が弾け、彼女は体を洗い始める。


その胸を洗うのには困難を極め、思いのほか時間かかってしまった。


「もうこんな時間。早くしないと…。」


使い古したパンティに足を通し、豊満な胸をブラジャーが覆いかぶさる。


早々にメイクを済ませ、お気に入りの服に身を包み、白米とみそ汁をかっ込み自宅を後にする。


エレベーターを降り、いつもと同じ駅への道を歩き始める。


どことなくいつもと違う雰囲気が辺りを漂い、不思議な不安感にさいなまれつつも駅にたどりつく。


鞄から定期を取り出し、改札を通る。毎日やっていることだ。



しかし、その日は何かが違った。改札は通れず、駅員もいない。辺りに人気も感じられない。


漠然とした不安感が脳裏をよぎり、彼女は行きつけの駅前のカフェに向かう。普段は朝から出勤前のサラリーマンや学生等数人が店を賑わらせている


はずだった…。


to be continue (クレームは受け付けません)

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■ 終焉

何かが起きた。

エリア トチギの廃人たち は 死んだ。

説明できない事態が起こったのだ。 


一方、

タイのくさい人達 は 皆幸せになった。

ヒトは皆幸せになりたいものだ。


一方、

カルーア星の飲んだくれ達 は用事を思い出し故郷に帰った。

宇宙船はyahooオークションで購入できた。


一方、

レジスタンス達はガンジー主義を貫いた。

やっぱりガンジーでしょ。


一方、

六会の愉快なつわもの達 はシーンペイ先輩以外 就職した。

やっぱり就職しないと。


この先も 彼らは戦い続ける。


という、完。

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俊洸輝志

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