「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

■ スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■ 第31話 人情~お腹がピーピーピー

「おおーい、こーすけーい。いないのおー?」


誰もいない薄暗い廊下で懸命に相方の名を呼ぶ


「おおーいったら。こーすけー?」


顔に似合わず反響する自分の声の大きさに少しビビってしまうため、そこまで大きな声を出して呼ぶ事もできない


「まいったな・・・洸介が迷子だよこりゃ。」
右も左も分らない大学で必要な研究機材を探しに行った洸介と別れ大学内での侵入路などを調査していた輝行は完全に迷子になっていた。

銃を握り締める手もいつもより力強く、自慢の怖い顔も不安でいっぱいだった。


「薄暗い学校ってのはなんでこんなに怖いんだよちきしょー・・・。」

悪態をついて少し虚勢を張ってみるも、結局は1人なため不安さがましてくる。


しばらく廊下を歩き続けるとコツコツと音がする。


一瞬の間に足を止め息を潜め周囲に気を配り銃を構える。まだコツコツという音はするようだ。


壁に背を向け左右に注意しながら少しずつ音のする方へ近づく。


息を殺しながら近づくも少しずつ息が苦しくなる。心臓が聞こえてしまうではないかと思うほど早く力強く鼓動する。


と思ったその時、コツコツという音が消えた。息を止め辺りを伺うも何もない。


ほっとため息をついた瞬間


「ヴアアアー!!」

背を向けていた部屋から突如として異形のモノが現れた。

不意をつかれたのと足の怪我がまだ痛むために走り出すのが少し遅れた。

それでも懸命に出口の方へ走った。振り返る事はできない。それより走るのみだった。

ようやく出口のドアにたどり着いた瞬間に声が真後ろまで近づいているのに驚き、後ろを振り返る。


「ヴアアアー!!」


噛み付かれる寸前のところで銃口を異形のモノの口に押し当て間一髪で噛まれるのは避けられた。


しかし相手の力も物凄い。ドアに背が当たり倒れる事はなかったが、すっかり押し倒された形になってしまった。


必死で銃を突き出し、相手に手と足を掴ませないために足で蹴り続けた。


無我夢中の中で散弾銃の引き金を引こうとした。


刹那の時間の中で思わず異形のモノの顔をみた。


凶暴な顔をしてはいるが、どことなくフレディを思わせる顔立ちだった。


そう思うともう引き金は引けなくなってしまった。


このまま押し倒され、こいつの餌になるのも一興か、と思ったその時


「ダッダッダッダッダッダッ、ガンッ!」


自分を押し倒そうとしていた奴が崩れ落ち、その向こう側には見慣れた奴が立っていた。


「これで貸し借りなしな?」


髪はくしゃくしゃ、腕毛はボーボー、無精ひげに、でかいおでこ、洸介がそこにいた。

手にはビール瓶らしききものが握られており、片方の手には半分にわれた瓶が握られていた。


輝行「いや、あと3回くらいでやっとイーヴンだろ。ペっ、びしょびしょにしてくれやがって。」


助けてもらった事に気がついた輝行は、自分がびしょ濡れでビールまみれという事にも気がついた。


洸介「いやいやいや、これでなしね。」

輝行「お前、ずっとビール飲んでたんじゃねーだろな。研究設備はどうなったんだ?」

洸介「飲んでないって。設備は満点とは言えないけど、十分な研究ができそうだよ。」

輝行「そうか、研究は午後からで、もうとりあえず身の回りの防衛と食事にしようぜ。てか携帯使えないのはきついな。」

洸介「充電なんてできないからな。最新式のソーラーパネル携帯とか発電機さえあればな。」

輝行「旅館のは古すぎて照明だけで厳しかったからね。せめてトランシーバーとかあればな・・・。」


輝行は少し後ろ髪をひかれつつも洸介と共に7号館と書かれた建物を脱出すると学内を少し歩き、12号館と書かれた建物に入る。


昨日の到着時よりこの建物の立地が一番隠れ場所も多く安全だと判断して、ここの屋上に宿営地を作っていた。


一日目は大学内の軽い探索と宿営地の設営で時間がかかり、2日目の今日に細かい室内の探索を行っていた。


屋上からは学内の全てが一望できるため、万が一襲われたり、旅館から仲間が来たりすれば一目瞭然だった。



輝行「さすがに広いから2人だと見張るのも探索するのも骨が折れるなこりゃ。」

洸介「だな、わりぃな韓。」

輝行「本当だよお前。見張りはお前の方が時間多くするからな。」

洸介「はー?ムリムリ。ん?あれは・・・。」

輝行「いや聞けって。あれ?あれは海保自慢の電気自動車じゃん。」


急いで1階まで降り、入り口の方へ走る2人。

1日ぶりではあったが、妙に懐かしい感じがした。


香織「やっほ。元気にしてるか?」

洸介「なんで香織までいんの?」

海保「俺は食糧届けるために、香織は食事を作りに、ゆっちゃんと竹田はおまけ。」

輝行「慎平もいんの?」

洸介「それで?お二方は?」

香織「慎ちゃんは途中道間違えてはぐれちゃったみたいなの。」

輝行「あ、来たみたい。ふっ!正面から見るとまた一段と凄いな裸ライダー・・・。」

洸介「ふはっ・・・。由記やばいって由記・・・。」


ぐったりした由記と竹田も連れて宿営地に案内した洸介はさっそく研究の用意に取り掛かった。


海保が見張りを、香織と由記が料理と保存食を作ってくれることになった。


竹田と輝行はさきほどしとめた異形のモノを捕縛しに7号館へ急ぐ。

入り口のドアにはすぐ彼が横たわっていた。


竹田「なんかフレディに似てるな。こいつはフレディ2号でいいんじゃね?」

輝行「だよな。ゾンビ顔だけどなんか似てるよね。フレディを思い出しちゃうから・・・マイキーにしよう。」

竹田「なんでマイキーなんだよ、フレディ2号いいじゃん。」


無事マイキーを簀巻きにした2人は洸介の待つ研究室へと彼を運んだ。


丁度12号館の前に海保、香織、由記、洸介が待っていた。


もう旅館へ戻るようだ。


竹田の後ろにはもう乗りたくないという由記は残ると言い張り、仕方なく竹田と海保と香織は旅館へ戻った。


こうして男2人、女1人の奇妙な共同生活が始まった。


to be continue (だいぶ日本に慣れましたよ。)

よろしければポチッと応援 宜しくお願いしますm(_ _"m)
スポンサーサイト

コメント

■ コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

■ トラックバック

トラックバックURL ▽
http://4545454519191919.blog112.fc2.com/tb.php/107-ad4e7703
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

妄想好きな奴ら

しゅこってるしニュース

トップ画面の記事をリニューアル致しました。 訪問者数が10000人を突破!! 皆様のおかげです!!ありがとうございます。

ブログランキング 小説・文学・ミステリーで 第1位 獲得!               ブログランキング 小説・文学・ホラーで  第1位  獲得!!

妄想賊4人組み

俊洸輝志

Author:俊洸輝志
妄想してますか? 僕たちはエブリディー。 このブログは、妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。 えー、このブログは僕たん達4人、俊、洸、輝、志が脳内麻薬を分泌し、いい具合にケミストリーしてます。 4人が続けて毎回違う作者が、妄想による小説を書いて まぁ、そんな感じです。

ブログ管理者俊洸【輝】志はコメントが大好きです♪
是非コメントをお願いします!拍手もポチッとお願いします♪

【当サイト著作権を破棄していません。掲載されている全ての無断転載、複製は固く禁じます】

【世紀末編のイラストは全て『kuroichi』様の提供です。『kuroichi』様のblogへもどうぞお越し下さい。】

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最近の記事

カテゴリー

良ければガシコーン

面白ければガシコーン

FC2Blog Ranking

吹いたらガシコーン

リンクどんどんどうぞ!!連絡頂ければどなたでもリンク追加いたします。

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
4001位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
オリジナル小説
998位
アクセスランキングを見る>>

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

スポンサー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。