「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 第32話 孤独~もともと地球は青かった

確かに自由に楽しみたい世界


欲に負けて突き進むのも自由



「ヴォンヴォンヴォン!!」


お昼の静かな時間を急に支配し始める大きなエンジン音。

どうやら倉庫から聞こえるようだ。
あまりの騒音に淳史が倉庫へ向かった。淳史が倉庫の戸を開けると、そこには竹田が大きなバイクに跨っていた。


淳史「なにやってんだよ!うるさいよ!」


「ヴォンヴォンヴォン!!」


竹田「えー?なにー?聞こえないー?」


淳史はさらに近づき竹田の耳元で静かにするよう叫んだ。

ようやく静かになった途端に竹田は淳史にアツく語り始めた。


竹田「このハーレーの名前はファット・ボーイ。1,584 CC、カラーはスカーレットレッド。なによりいいのがカスタムパーツの多さかな。まぁ俺に言わせればカスタムしないハーレーなんてハーレーじゃないけどね・・・。」


淳史「へぇー、とにかくうるさいから。」


富士山に興味も示さなくなった上に、完全に井戸の事は忘れている竹田に怒る意欲も湧かず諦めた淳史。

とぼとぼお昼のために食堂へ向かう。

そこには海保・河野・緑・香織が既に食事をしていた。


河野「淳史の富士山案はなかなかいいと思うよ。色々理に適ってるし。」

緑「うんうん。人が本当にいるかもしれないしね。あっちゃんの行きたい気持ちは分る。」

海保「だけどさ、富士山登るのって大変なんだぞ?水も食糧もその日凌ぎの俺らが行ける場所じゃないって。」

香織「うーん。だからこそ、畑と井戸が最優先なんじゃない?」

河野「そうそう、なのに淳史はほとんど手伝わないんだよ。いつもいつの間にか消えて何してるんだか・・・。」


「ガタン・・・。」


食堂の外で何かの音がした。

緑「あっちゃんじゃない・・・?」

海保「やばいな・・・。」

河野「・・・。まっ、これで手伝ってくれるようになれば万々歳じゃね?」

香織「そーだね。とりあえず皆。お箸が止まってるようですが、お残しは許しませんよ!」


しかしそのお昼以降、淳史の姿を見た者はいなかった。

河野も次第に怖くなり、旅館中を探し始めた。しかし見つからなかった。

すると


竹田「何やってんの?」

体中ボロボロの油まみれの竹田がやってきた。

河野「慎平!お昼の後、淳史見なかった?」

竹田「淳史には、お昼に輝の練習用カブを借りたいって言われて以来会ってねぇよ。」

海保「どこかに行ったって事だろ・・・。」

緑「もしかして・・・。」

香織「もしかして・・・一人で富士山に行ったんじゃ?」


お昼を食べ忘れた竹田は温泉へ、海保は夕方も近いため見張りに、河野と緑と香織は淳史について会議する事となった。


緑「呼び戻した方がいいよくない?」

河野「俺、行ってくるよ!俺の責任だし・・・。」

香織「でもさ、もう夕方だし、お昼に出た淳史が富士山のどこへ向かったかも分らないんだよ?」

河野「でもさ俺の責任だよ・・・。」

香織「お前の責任とか関係ないんだよ!いいから黙ってろ!」

緑「そ、それで・・・助けるとしたら明日?どうやって?」

香織「ここには海ちゃんを除き、ろくな奴が居ないからとりあえず、研究組に戻って来て貰うのはどお?」

緑「え、私は・・・。 う、うん。それいいね。」


香織の案でまずは研究組へ竹田を送り、研究組と合流後、淳史捜索のため富士山へ向かうという事になった。

しかし・・・。


竹田「ごめん。用事あるからダメ。」

香織「何の用事?」

竹田「いや、こんな俺にだって秘密があるんだよ?それでも知りたい?」

香織「もういい。」


少しキレぎみの香織は竹田を無視し、河野と緑を代理で向かわせる事にした。


淳史がいなくなってから数時間・・・。

旅館から大学まで往復1時間・・・。

旅館から富士山までは一番近い登山入り口で30分・・・。


海保「香織!どうやら富士山の入り口は4つあるらしい。淳史がどれを選んだかは分らないけど。」

河口湖口登山道、須走口登山道、御殿場口登山道、富士宮口登山道

香織「旅館から近いのは御殿場か・・・。楽ちんなのは一番遠い富士宮口ね・・・。」

海保「淳史の事だからさっと行って迷惑にならない程度に帰って来れる場所に行くと思うよ。」

香織「私もそう思う。御殿場かぁ・・・アウトレットがあるね・・・。」

海保「淳史を無事見つけられたらね!」


2人はそう決めると時計に目をやり、時計の短針が7の数字に達しているのを見ると空を見上げる。

日は暮れてしまい、夜になりかけていた。


「バンッ!!」


静かな旅館に突如として起こった巨大な爆発音。

香織と海保は顔を見合わせ、今旅館にいるメンバーを確認する。

すぐさま竹田の元へ走る2人。竹田は温泉のあとまた倉庫へ行ったはずだ。


香織・海保「しんぺ!!」


倉庫を開けて叫ぶとそこには・・・。


全身の毛という毛が全てちりじりになり、すすだらけで少しケガもしている竹田の姿があった。


竹田「あははは。痛てぇ!あはは。」

海保「なにやってんだよお前。」

竹田「ちょっとニトロ弄ってた。このファット・ボーイに急加速させたくてね。」

香織「本当に心配させないでよね、こんな状況で。それに1人で乗るなら十分バイクは車より早いでしょ。」

竹田「サイドカー付けたくてさ。淳史を迎えに行くんだろ?なら必要かなって。」

香織・海保「慎平・・・お前って奴は・・・。」

竹田「あはは。もう少しでできるからさ。」


少し竹田を見直した2人。井戸作りもせずにこればっかりしてたから淳史が孤独になったんじゃないかという疑問も捨てられなかったが、口には出さなかった。


海保「あ、でも、慎平。下の毛もちりじりになってるよ。」

竹田「ちゃうわ!」


to be continue (探すよ探すよ違う世界の扉。 )

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Author:俊洸輝志
妄想してますか? 僕たちはエブリディー。 このブログは、妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。 えー、このブログは僕たん達4人、俊、洸、輝、志が脳内麻薬を分泌し、いい具合にケミストリーしてます。 4人が続けて毎回違う作者が、妄想による小説を書いて まぁ、そんな感じです。

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