「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 第37話 大挙~俺はよかれと思ってね

うっそうと木が生い茂る薄暗い森の中を淳史を求めて探し始めてから2時間

まだまだ空は明るかったが、森の中にはその光すら僅かにも差す事もなく、より一層暗くなっていた。


海保「こう暗くっちゃ話にならないな。」

由記「そうやね・・・淳史の足跡はおろか足元も見えないもんね。てかどこも行っても同じやね。」

香織「夜になっても分らないよね、この暗さは。」

緑「懐中電灯使わないともう一寸先も見えないね。」

河野「照明を使ったら絶対あいつ等寄ってくるぞこの森は・・・。」
薄暗い森を歩く彼らだったが、異形のモノ達との接近を恐れ照明を一切使わないで行動していた。

全員の心中は一旦戻る事を既に考えていた。それに淳史があの壊れたカブの場所で襲われたとして森に逃げ延びたとしても発見され易い場所で待機しているか登山道を目指すかだと考え始めていた。


由記「夕方までもうそんなに時間ないんやし、1回車まで戻らない?」

海保「その方が良さそうだね。夕方までには御殿場に行かなきゃいけないし。」

河野「でもさ、道・・・覚えてるか?」

緑「へへーんだ。私ちゃんと目印落としてきたよ。米粒だけど。」

香織「慎君連れてこなくて良かったね。絶対食べちゃってたよあの人。」


緑のまいた米粒を頼りに車のある場所まで戻る事になった5人。

どんどん暗くなっていく森を米粒だけで歩くとなると最初は楽観的だった仲間も次第に変わっていく。

日暮れまでに森を出て御殿場まで行かなければ、淳史に次いで自分達も遭難してしまうのである。

それだけはさけなければと、口数は少なくなる一方で緑の疲労は増える一方であった。


海保「緑・・・こっちのいいの?」

緑「分んない・・・米粒が見つからない・・・。」

河野「なんでもっと撒かなかったんだよ。」

由記「撒いてるの知らなかったくせに、緑のせいにするなよ。」

香織「もう夕方まで本当に時間ないよ・・・。」

海保「地図はあるから、日暮れの位置で方角確かめようぜ。道路から南下しただけだし、方角が分れば最低でも道路に出れるだろうし。」


しかし頭上には生い茂った木の葉っぱのみであり、日の位置を確かめようがなかった。
仕方なく、河野が木に登り、日の位置を確認する事となった。

海保「日が沈もうとしているのが見れればそっちが西だもんね?」

香織「東から登って西に沈むからね・・・。」


「おーい!見えたぞ!こっちで太陽が沈みかけてる!!」

河野が指した方向は先ほどから自分達が進もうとしていた方向であった。

由記「えぇ・・・。じゃあさっきっから全然違う方向に言ってたってことじゃん・・・。」

香織「い、いやでもね!西だったら御殿場の方だしまるっきり違うって訳じゃないと思うの。」

緑「ご、ごめんね・・・本当にごめんね・・・私・・・米粒でいい気になってた・・・。」

海保「とにかくさ!方向わかったんだし、急いで向かおうよ。暗くなってきたし。ね?」


無事河野も木から降りて来た所で急ぎ北にある車へと向かった。

しかし道路も今だ発見できていない状況でとうとう日は暮れ、懐中電灯がなければ歩けない程になってしまった。



「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」


河野「あ?・・・あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

緑「キャー!!!」

海保「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

香織「ギャー!!!!」

由記「ヤー!!!」


全員「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」



あっと言う間の出来事だった。

突如後ろを歩いていた河野が雄たけびを聞き、振り返ると物凄い数の異形のモノたちがまさに肉薄しようとしていた。

河野の雄たけびにも似た悲鳴を聞いた、前を歩いていた仲間も同様に悲鳴をあげながら必死に逃げた。

必死に逃げ惑う彼らだったが、異形のモノ達との距離は縮められず、加えて彼らの悲鳴と奴らの雄たけびによりますます異形のモノたちの数は増えていった。


緑「はぁはぁ・・・も、もう走れない・・・」


すっかり最後尾になっていた緑が弱気を吐く。


河野「はぁ・・・、み、緑!走れ!しっ、死にたいのか!」

香織「み、みーちゃん早く!!はぁはぁ。」

由記「緑!!」


すると一番前を走っていた海保が叫ぶ。


「見えたぞ!!道路だ!!車もあるぞ!!」


いち早く海保は森から出て車へ乗り込みエンジンを掛けた。

次いで、香織、由記が森を出た。

最後に河野が出てきたが、緑がまだ来ない。


河野「みどり!!!」


河野が森を振り返るも緑の姿が見えない。香織と由記はとっさに車に詰んであった大型の懐中電灯を抜け出してきた森の方向へ向けた。


「ヴァアア!!!!」

すぐ近くにいた異形のモノが照明の光でのた打ち回っている。そのすぐ横に緑が倒れていた。


河野「みどり!!!」


すぐさま河野が駆け寄り、緑を抱えると車へ運んだ。

それと同時に海保が車を猛スピードで道路を西へ走った。

猛スピードで森の中を走る道路の脇にはおびただしいほどの異形のモノが潜んでいた。

車が通り過ぎる瞬間を見計らってか、車の後を尋常ならざる速さで追いかけてくる奴らや、まるで猿のように木と木を伝って追いかけてくるものもいた。


河野「地図によるとかなり急カーブが多いみたいだ・・・海保頼んだぞ!!」

海保「任せろ・・・あっ!」


急カーブが連続する場所にはすぐに差し掛かった。

カーブを曲がる時になるべくスピードを殺さないように走った。

しかし木が生い茂る斜面にはさまれている道路という事もあり突然やつらは降って来た。


「ヴァアアアア!!!」


由記「キャー!!!」

突如振ってきた異形のモノは、スピードが下がったタイミングで車に乗り移ってきた。

海保「撃て撃て!!」

香織「おにいちゃん、邪魔!!みんな耳塞いで!!!」


「バンッ!!!」


車内から天井に向けて、香織は威嚇射撃をした。


香織の撃った弾にも当たらず、車からも逃げない異形のモノはフロントガラスに乗り移ってきた。


海保「くっ・・・なんだよコイツ・・・。」


しかしそいつは車のライトでのけぞり、車から投げ飛ばされた結果となった。


海保「全員大丈夫か?香織?緑?由記?河野?」

香織・由記・河野「なんとか・・・。」

緑「・・・。靴取られた・・・。」


車が安全に走行できるようになった頃にはもう夜になってしまっていた。



to be continue (お噂はかねがね・・・ですがどなたですか?)

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