「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 第42話 凶兆・後編~服の表裏が分りません

走る。ひたすらに走る。


擦り傷なんて気にしていられない。転んでもすぐに這い上がらなければ。


足場の悪い場所なんて気にしていられない。


息切れなんてしている事すらもとうに忘れた。呼吸しつづけることが大事だ。


あいつに追いつかれたら一巻の終わりだ。走らなければ。走らなければ・・・。

「はぁはぁはぁ・・・。」


淳史が富士山を上り始めて1時間ほど、ハイキング慣れしている彼はすぐに高所にも順応しつつあり、割りとハイペースで登る事ができていた。


淳史「ふぅ。結構来たな・・・。」


目的まであと少しだと思うと、達成感を少し感じると共に寂しさがにじみ出てきた。


しかし周りには人も、声をかけてくれる仲間も今はここにはいない・・・。いや、自分にはもう誰もいないのかもしれない。


ここで生き残りの人を見つけられなかったら・・・次は何をする?今さら何も見つからなかったで戻れるはずもない。

そうなれば1人で死ぬまで、あいつ等に殺されるまで生きなければいけないのか・・・。

どうしようもない不安は淳史の心の中でどんどん大きくなっていた。


しかし彼が足を進められるのも、生き残りがいると信じている事と仲間の元へ帰りたいという思いがあるからこそだった。



淳史「あんな奴ら・・・。くそっ・・・。」



そんな思いを抱き山を登る淳史。誰もいないと分っていながらもつい辺りを伺いながら歩いてしまう。


この時は遠くの登山道ではない方角を見ていた。


最初は人が歩いているかのように見えたのだが、見つめ続けるにつれ、より近くより鮮明に見えた。

声も少しずつ聞こえ始めた。


「ヴァアア!!」


ゾンビが明らかに向かってきている。数は1匹のようだ。

足の速い奴らでも山ではそうもいかないようだ。それが淳史の判断を鈍らせた。

淳史の頭の中ではゾンビ達は足が非常に早いと思っていただけに、ゆっくりと近づくあのゾンビを生き残りではないかと思わせた。

それでもゾンビが向かってくると分れば淳史の判断も早かった。急いで上り始めたのである。


走らなければ・・・。走らなければやられる・・・。


淳史「はぁはぁ・・・。あれ・・・?」


ゾンビとの距離はどんどん広がる一方であった。

安堵する淳史だったが、さっきまで晴れだった空の様子が悪くなってきた。


丁度、淳史の位置からゾンビが見えなくなった頃に小屋が見えてきたのだ。おそらく休憩用の小屋であろう。

淳史はそこへ飛び込む。


すぐに何かでドアを塞ぎ、小屋の中を急いで見回る。

2つある窓にはカーテンが閉められている。置いてあるものと言えば、毛布やダンボールの箱ぐらいであった。

五合目で入った施設よりは綺麗というのが正直な感想であった。

淳史はここでしばらく隠れ、ゾンビをうまくかわそうと考えたのだ。


淳史「はぁはぁ・・・。」


カーテンの隙間から自分が登ってきた道を恐る恐る確認する。誰もいないようだ。

安心した淳史はゆっくりと壁際に腰をつけ落ち着いた。朝からゆっくりと腰を落ち着ける時間などなかった淳史は目も閉じて眠りたい程であった。


しかし、目を閉じた瞬間、自分の隣で何かが動いた気がした。


確認の目を開けようとした、その瞬間


「バッ!!ドンッ!!」


淳史は目を開ける間もなく、何かに倒された。


ゾンビだ。ゾンビが小屋にいたのだ。終わった・・・ここで終わるんだ・・・。そう淳史は思った。


全てを受け入れた淳史がゆっくりと目を開けると、そこには


ブルーの目だった。


ブルーの目に、ブロンドの髪、女性だ。そこには女性がいた。


およそ富士山には似つかわしくない程のブロンドの美女が淳史の目の前にいたのである。


それも悲しい顔をして。


to be continue (誘拐されたら、助けて!ではなくこう叫ぼう、火事だ!と。)

ポチッとしてくれるとブロンドの裸が見え・・・。よろしくお願いします。


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