「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 第45話 秘策・前編~ツイてない日はどこまでも

人間という生き物は不思議な生き物である。


運命という不確定な存在を信じるのは人間くらいのものだ。


統計学や心理学などでは、運は人の作り出したものであるように言われてしまう。


しかし、時に運命は確かに人智を超えた要素として存在するのかもしれない・・・。


そう思いたくなる・・・。


「よ、よし・・・。これでいいな。」


真っ暗な小屋の中を小さな懐中電灯の明かりが漂う。


辺りは夕方を過ぎた頃から一層暗くなり、天気も悪いようだ。


陰気な空気が小屋の中まで入ってきている、そんな雰囲気だった。


竹田「輝!輝!起きて・・・。」


真っ暗な小屋の中で竹田が寝ている輝行に呟く。

ようやく眠りについた輝行を揺り動かし起こそうとする竹田。


輝行「んん・・・。な・・・に?」

竹田「下山するぞ!このままじゃ海保達は来そうにないしお前の事も考えると一旦下山した方がいい。」

輝行「そう・・・だね。で、でも俺・・・足手まといだよ・・・。お前だけ先に下山・・・しなよ・・・。」

竹田「大丈夫だって、ここは五合目からそんなに登ってきてないから、お前を背中におぶっても楽勝で帰れる!」


竹田はそう言うと輝行を背中に乗せ、ロープで自分と輝行の体を縛り付けた。

輝行はまた眠ってしまったようだが、下山の準備はこれで整った。


竹田は小屋の窓から様子を伺い、小屋を出るタイミングを計っていた。


そんな窓の外の景色には、一筋の光が見えた。


海保達か、と竹田も思ったがどうも方角がおかしい。


海保達が来るのは五合目からで下から登ってくるはずなのである。


竹田が見た光はやや上の方から斜めに降りてくるように見えた。


なんにしても、光を持つのは人間位だろうと、竹田は悩まずに確認するため外に出た。


竹田「輝・・・輝・・・。なんか見える・・・。誰だろな。」

夕方を過ぎ天気も悪かったため、視界は良好とは言えなかったが、じょじょにその姿がはっきりと見え始めた。


どうやら、2人いる・・・。いや、大勢だ。大勢がこちらに向かっているようだ。

竹田はすぐに小屋を離れ下山を始めた。


竹田「輝!輝!やばい!いっぱい来た!やばい!」


竹田の必死の叫び声に輝行はまだ眠ったままだったが、それに関係なく彼は走った。


輝行を背負っての下山である。当然ゆっくりと足場を確認しながらの下山でなければ安全とはいえない。


それも構わず竹田は飛んだり跳ねたりと縦横無尽な下山を繰り広げた。


しかし結局彼も素人である。

2人分の体重が足にもろにかかり、ついには転倒した。


輝行を背負っていた竹田は無意識に背中を庇い、前のめりで転倒した。

鼻血は出るは、土まみれになるはで彼の顔とカーテンはボロボロになってしまった。


転んだショックで起きた輝行が見たのは、先ほどの光だった。

光と共に何か聞こえる・・・。

「ぉ・・・・。」

「ぉー・・・。」


その声が人のものかは分らなかった。しかし段々と声も近くなる・・・。


「おー・・・・。」

「おー・・・い。」

「おーい!!みんな!!」

今度ははっきりと聞こえた。


輝行「しんぺ!!あっちゃんだよ!あっちゃんだよ!」

起き上がる竹田もその声と主を確認できた。


竹田「おー!!あーつーし!!おーい!!」


思わぬ喜びに鼻血の痛さなど忘れて叫ぶ竹田。

しかし、喜びもつかの間であった。

淳史は何かを叫んでいる。よく聞こえない。


竹田「あーつーし!!おーい!ここだよー!」


それでも叫び続ける竹田に、より近づいてきた淳史が渾身の大声で叫ぶ。


淳史「にーげーろ!!!」


淳史が叫ぶタイミングで愚かにも自分も叫んでしまった竹田はまったく聞き取れず、その場で淳史を迎え入れる態勢さえとっていた。


全速力で向かってくる淳史。迎え入れる竹田と、そのせいで前が見えない輝行。


2組の距離は確実に近づいていった・・・。


to be continue (安く飲めば心も体も、そして財布もラッキー♪)

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