「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ スピンオフ企画第ニ弾 ギャングスター竹田 第5話 

第5話 代理スター


「ぷるるる~♪」



鳴り続ける携帯をただ見つめる竹田。


自分の状況が分りかけてきた矢先の出来事に正直困惑した。


はっと気がつき電話を取る竹田。


竹田「え、あ、も、もしもし?」


「プーップーップーッ」


電話は切れていた。誰からの電話かを確かめる竹田。


会社からだった。


おかしい・・・。自分は死んだと思われているはず。


それに携帯は壊れていたはずじゃ・・・。


色々と考え込んでいるうちに、再び電話が鳴った。


「ぷるるる~♪」


今度は迷わず出る竹田。


竹田「もしもし?」


受話器の向こうから聞こえる無言という静寂。


「・・・・。」


竹田「あのぉ・・・もしもし?」


竹田が電話を切ろうと思ったその時


「もしもしじゃないよ。何時だと思ってるんだい?私が君の立場なら遅刻なんて恐れ多くてできないよ。もし今日遅刻したら今月は机の整理という仕事だけで終わるかもしれないね。それじゃあ朝礼で。」


電話の声は上司からだった。自分を死んだと言った張本人だ。


昨日死んだと言った人がこうまでも変れるものか・・・。上司もグルなのか・・・?


というより昨日の事は昨日に起こったのかどうかも分らない。


考えるよりも先に行動するべきだと思った竹田は、疑わしい上司に会うために出社することに決めた。



朝礼まであと約20分、走れば間に合う!


アパートの階段を2段飛ばしで駆け降り、いつもの一本道を全速力。


大通りに出て少しペースを落とすものの、会社まではもうすぐそこだ。


竹田「ふぃ・・・。間に合った~。おはようございます。」


ドアを勢いよく開ける竹田の顔をみんなが見ている。


その中で1人だけしかめっ面な男がいた。上司だった。


課長「おはようございますじゃないよ。こんな時間に来て。私が君の立ち場なら2時間は早く来て掃除。これ当たり前だよ?」


竹田「すいません・・・。あの~、課長!」


課長「なに?病み上がりだからってさ、なよなよされちゃ困るんだよね。」


竹田「病み上がり?課長すいません・・・、僕は何の病気でしたっけ?」


課長「知らないよ!君の病気なんて!風邪かなんかだろ?まったく朝からなよなよして・・・。」


竹田「風邪・・・?」


課長「知らないよ私は!君ねぇ、新人のくせに遅刻しそうになるわで私を舐めてんの?ちょっと君、外回り終わったら話あるから会社に21時に戻ってきて。」


竹田「すいません・・・。え、あ、はい・・・。」



朝礼でも竹田の名が出される事もなく、朝礼後も上司からいつものように外回りに行かされるなど変った様子はなかった。


竹田「なんだ・・・。結局いつもの俺に戻るだけじゃん・・・。」



いつものように自分の営業エリアを歩き回る。


竹田「あっつぃ・・・。家庭用うどん製造器なんて売れねぇよ・・・。」


頭が少しクラクラしてきた竹田。


遠くの方から色々な声が聞こえる。やはり都会は苦手みたいである。


「しつけーっつてんだよ!!」


はっと聞き覚えのある台詞を聞いた竹田は声を探したがもう見当たらなかった。

何か妙な不安感を感じ始めた竹田。

何かを求めてさ迷い歩く竹田。


そんな彼の目の前には、「BAR・ミスド」の看板が。


前来た時は確かに違う店だった・・・。看板も内装も違っていたし・・・。


竹田はさっきまで元通りの自分の生活に少しではあるが満足していた。


しかしこの店を前にした瞬間、少し気持ちが揺らぎ始めた。


意を決してドアを開ける。


「チャリンチャリン♪」


誰もいないカウンター。店内にはいつもと違い音楽が流されている。


チーママもママもいない。


良く見ると奥にテーブルが置かれている。そこに人が座っているように見えるが暗くて良く見えない。


もっと近づけば見えるだろうと近づく竹田。


「やぁーだ!本当に来てるわこの子!」


急にカウンターの裏から顔を出したのはチーママだった。


チーママ「お久しぶりね慎ちゃん。ささっ。奥でお待ちよ。」


竹田「え?誰が待ってるって?」


チーママ「いいから。あの人怒ると怖いからさっと行ってらっしゃいな。」


チーママに促され奥のテーブルに近づく竹田。


じょじょに暗がりに目もなれ、テーブルに居る男の姿が分るようになってきた。


そして男は口を開いた。


男「よう。はっはっは。シケタ面しやがって。まぁ座れよ。酒でも飲んで、話はそれからだ。」


竹田「あ、あの・・・あなた一体・・・?」


男「細けぇ話は置いとけ。とりあえず酒でも、ほら飲め。」


竹田は男の向かい側の席に座り、酒を渡され、それをグイッと飲み干す。


竹田「えぇ・・・。ありがとうございます。それで・・・これは一体なんなんですか?」


男「まぁ落ち着けって。今日はお前のせいもあって時間がねぇ。簡単に言うと、お前にやって貰う仕事がある。断る権利はお前にはねぇ。分るか?」


竹田「断れないだなんて・・・。それで・・・俺は何をすれば?」


男「簡単な事だ。ある男を俺らで消す。その男の仕事をお前に引き継いで貰いてぇんだ。詳しい情報はおってそこのオカマ野朗から伝えさせる。」


竹田「え!?ちょっと待ってください!消すって・・・どういう事ですか!?」


男「うるせぇな。お前が携帯出ねぇから、俺がこんな所まで出張ってこなきゃなんなかったんだぞ?分るかお前?」


竹田「電話?・・・。」


男「とりあえず・・・んー。今日は殺さなくていいか。お前、帰っていいぞ。」


竹田「え?今日は?あれぇ・・・。」



竹田が気がつくとまた自分の家だった。


時刻は22時。


変った形跡はない。体にも支障はない。

さっきまで起きた出来事を思い返してみる。

会社での出来事・・・。上司が言っていた事・・・。


竹田「あっ!21時会社だっけ!あぁ・・・うーん。行くか・・・。」


仕方なく竹田は1時間過ぎてしまった課長との約束に向かった。


会社はほとんど真っ暗で1箇所だけ明かりがついていた。


課長はそこにいると思い向かった竹田。


ドアを開けるとそこには・・・。


課長が血を出して倒れていた。


竹田「課長!!大丈夫ですか!すぐ救急車を!」


課長は既に息を引き取っていた。

その奥から黒ずくめの男が姿を現した。


男「んー?お前なんでいるんだよ?家に送ってやったろ?あ~見ちゃったのか。」


竹田「あなたが課長をやったんですか!?」


男「ダメなんだよな。ウチの娘も牛を見ちゃうとどうしても牛肉が食べれなくてな。それと一緒だな。」


竹田「一緒って・・・。どうして課長を・・・。」


男「んじゃ後始末は他の連中来るから、お前も早く帰れよ?明日から宜しく頼むぞ。じゃあな。」


男は消え、竹田は仕方なく家に帰った。


眠れない夜、竹田は何を考えても課長のあの姿を思い出してしまっていた。


それを繰り返し繰り返し行っている内に眠っていた竹田。


気がつくと朝がやってきていた。



「ぷるるる~♪」


もう1つの携帯が鳴っていた・・・。



to be continue (明日楽しみ也)

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