「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 第58話 包囲・後編~アラベスクよアラベスク!

「くぁ~やっぱりドライブはいいもんだね♪」



車内での喫煙を楽しむ輝行と洸介。



竹田は由記を乗せ、前方を走っている。



1時間交代で竹田の後ろを代わるという由記との約束は1時間程前から忘れ、気ままなドライブを楽しんでいた。
輝行「今日はどの辺まで行くつもりなんだ?」


洸介「京都に多分昼過ぎには着けちゃうかもな。」


輝行「じゃあ由記は京都着いてから交代すればいいか。」


緑「ゆっちゃん可愛そう・・・。」



一向は出発から2時間後には無事名古屋に着き、ゾンビの襲撃も遭遇もなく夜を明かし、今はのびのびと京都へ向かっていた。


ようやく京都にも近くなってくると竹田がバイクを止めた。


竹田「どうするの?どこに泊まる?」


洸介「そうだな・・・。帝国ホテルみたいに豪華絢爛なとこにするかい?」


由記「高級なホテルは大概街のど真ん中やね・・・。」


緑「街のど真ん中は危険すぎない?」


輝行「そうだな。大した準備もせず夜を迎える事になるし、郊外にしたほうがいいかもな。」


洸介「だな。郊外にあるビジネスホテルとか民家でもいいな。とりあえず今日はそこにしとこ。」


輝行「決まりだな。よっしゃ。急いで探そう。」


由記「ねぇねぇ。もう本当に嫌なの。代わって?ね?」


輝行「じゃあさ、俺と洸介バイク乗るよ。」


洸介「そうだな。そしたら由記は車乗れるよ。」


若干納得がいかなかった由記だが、バイクの後ろではないという説得で大人しくなった。

しかし目先のチャンスに目がくらみ、車という密閉された空間の中で裸の男の助手席といういう状況になるとまでは分っていなかった。

助手席になった由記の隣には、シートベルトをきっちりと装備した裸ライダーの姿があった。


竹田「ドライブはいいな!なっ!由記!」


由記「シートベルトすんなや!」


竹田「なんでだよ!安全のためやろうがっ。」


由記「あ~・・・騙された・・・。」


緑「私だって嫌なんだからね・・・。」


安全そうで脱出と籠城にも適す場所を見つけるのに少し手間取ったが夕方には、腰を落ち着ける事ができた。


洸介「はぁ~・・・もう京都だな。」


緑「明日には大学に行くんだよね?」


洸介「勿論、早速明日から実験開始さ。」


竹田「洸介!輝おかしいんだけど・・・。」


由記「そういえば、さっき難しい顔してたね・・・。」


緑「何かあったのかもよ・・・。あたし見てくる。」


緑が2階に上がり、ドアの隙間から漏れる光で輝行の居る部屋が分った。

そこに入ると輝行は1人ベッドの上に座り込み、ボーッとしていた。


緑「韓ちゃん?大丈夫?」


輝行「え?あ?ああ、大丈夫・・・なんかちょっとムカムカしてるっていうか・・・。」


緑「私の相談乗ってくれたんだし、私も力になるよ?」


輝行「本当に大丈夫なんだけど、何かモヤモヤするって言うか漠然とした不安があるんだよね・・・。」


緑「虫の知らせとか?」


輝行「そういう事言うなよ・・・。」


緑「ごめん・・・。明日には研究開始らしいし気合入れて今日はもう寝ようよ!ねっ?」


輝行「うん・・・だな。」




・・・。



「はぁ・・・はぁはぁ・・・。」


茂みに隠れる3人。5分経っても照明は付かない・・・。


海保「くそっ・・・。俺が行って河野を助けて照明を付けてくる・・・。」


淳史「1人1人行ったら結局は全滅だよ!」


香織「おにいちゃんを見捨てろっていうの!?」


海保「照明が付かなきゃ車には絶対行けないんだよ!」


3人が口論になっていると、ふと周りが明るくなった気がした。

3人がそれに気がつき上を向くと・・・。


「ヴァアアアア!!!!」


少し明るくなったと思ったのはゾンビ達が茂みを切り開いていたために、月夜で少し明るく思えたのだった。

しかし、次の瞬間


「バン!バン!バン!バン!」


次々と光る照明にゾンビは逃げて行った。


海保「助かった・・・。それに河野は生きてるぞ!」


香織「良かった・・・。」


淳史「それに雨も止んだしい月夜もあるぞ!車に急ごう!」


3人は門へと急いだ。行く途中で逃げ惑うゾンビを見たが照明に照らされ彼らを襲おうというゾンビはいなかった。

先頭を走っていた淳史が急に止る。


海保「なんで止るんだよ!」


香織「早く車に乗らないとあっちゃん!」


淳史「車がない・・・車がないんだよ!」


3人の前には夕方まで残っていた車が姿を忽然と消していた。

辺りを見ると門が破られていた・・・。その向こうに車の無残な姿が横たわっていた・・・。


海保「くっ・・・そう!!」


淳史「どうしてだよ・・・。」


香織「あっ!おにいちゃんは?」


香織が車よりも河野に気がつく。


香織「とりあえず照明は付いたんだしどこかで固まりながら朝を迎えるしかないよ!」


海保「そ、そうか!雨も止んだんだしそれができるな!よし!河野を拾いに行こうぜ。」


3人は発電機のある倉庫へと急ぐ。発電機のある倉庫は連絡通路を越えたさらに向こう側の場所にある。


連絡通路を越え、倉庫を視界に納めた3人は河野の名を呼びながら走った。


しかし、突然


「ボンッ。」


それ位しか聞こえなかった。


起き上がる海保の周りにはなにもなかった。


耳がおかしい。体中が痛い。


ここはどこだろう。何が起こったのだろうか。


みんなはどこだろう。香織、淳史、河野はどこだ。



そう思うと自然に声が出た。しかし喉もなぜか満足に声が出せず咽てしまう。


海保「ゴホッゴホッ・・・かおり!!ゴホッ・・・あつ・・・し!!かわの!」


辺りを注意深く見ると何も無いわけではなかった。


全て焼かれて炭となっているか、粉々になっていた。



辺りをさ迷う海保。


海保「はぁ・・・。ゴホッ・・・あ!あつし!あつし!」


何かの瓦礫の下敷きになっている淳史を発見する海保。


海保「すぐどけるからな淳史。」


淳史「あぁ・・・。海・・・保どうなってんだ・・・?」


海保「ゴホッ・・・俺も良く分らない・・・。香織は見てないか?」


淳史の上にある瓦礫をどかしていると、香織の声がした。


香織「みんな・・・どこ!みんな!!」


海保「こっちだ香織・・・!こっちだ!香織!!」


海保が叫ぶ声が聞こえないのか、香織は海保達の方に気がついていない様子だった。


海保「耳が聞こえてないのか?」


淳史「何が起こった起こったんだろう・・・。河野は無事かな・・・。」


海保は香織を追って行って消えた。

すぐに海保は香織を連れて淳史の元へ戻ってきた。

そして2人で淳史の瓦礫を押しのけ淳史を助け出した後で周りを歩いて回った。


海保「香織、耳は大丈夫か?さっき聞こえてなかったようだけど。」


香織「うん・・・ちょっと近くの声じゃないと聞き取れないかも・・・。それにしても・・・。」


淳史「爆発・・・なんだろうけど・・・。もう太陽昇ってるし俺達は結構な間、気を失ってたんだろうな・・・。」


海保「河野がいないんだ・・・。ゾンビの死骸は何個か見たけど・・・河野らしいのは見当たらないな・・・。」


香織「・・・。」


淳史「どうした香織・・・。あっ・・・。」


香織の目線の先には、黒いメガネが転がっていた・・・。


to be continue (河野・・・永遠に)


誰がどういおうと亡き者です。泣きもんです・・・。泣くもんか!

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コメント

河野推しファン

そんなの嫌です!!

俊洸輝志

すいません・・・。

河野を推してくれてありがとうございます。モデルとなった人も喜びます。

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