「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 第66話 捕獲・後編~寒くなってきたから厚着をします

静まり返る車内


猛スピードで走る車のエンジン音が響き渡った。


知っている言葉ではあるが、本当の意味で使われたことの無い言葉。

それを聞いた4人は聞き返すしかことしかできなかった。


「え!?奴隷ってそれは・・・。」

男1「俺達みたいな奴らのことさ・・・。」


男4「正確には、だった、だけどね・・・。」


輝行「奴隷って古代とか昔のアメリカとかでいうあの奴隷ですか?」


男3「うああああ!!戻りたくない!!戻りたくない!!ブツブツ・・・。」


また不安定になった男を周りで落ち着かせる。


男4「すまんが、あまりそれについて語りたくないんだ・・・ほらこいつも思い出しちゃうからな。」


男1「ていうか、君達は私達を助けに来てくれたんだろ?」


竹田「俺達は生き残りを探しに来たのさ。」


男4「なんだって?」


緑「私達は京都で偶然長野に生き残りがいるとラジオで聞いて、それで来たんです。」


男4「私達のラジオを聴いてきてくれたんだろ?」


輝行「その内容というのは、生き残りの集団である、食糧と水と安全な場所は提供するとかですよね?」


男4「いや・・・それは違う。我々のは奴隷を解放してくれる者達に向けたメッセージだ。」


竹田「あ~なんだオッサン達じゃないのか生き残りってのは。」


男1「というか、君も我々と一緒なんだろう?どこから逃げ出してきたんだい?」


竹田「ちゃうわ!俺は奴隷なんかじゃないやい!」


男4「私もてっきり、裸だから同じだと・・・。」


輝行「すいません、彼は自由意志で裸になったんです。気にしないで下さい。」


緑・由記「本当にすいません。」


男1「そ、そうか・・・そういえば私達の自己紹介がまだだったね。私は田村、田村拓也だ。そこの男が村井だ。」


村井「村井です。村井、雅広。そこの礼儀正しいのが稲塚五郎。そこのちょっと不安定なのが山柳剛だ。」


竹田「あ~なんか惜しいですね。」


輝行「うん~なんか消化不良だよね。」


村井「え?なんのことだい?」


由記「竹田いいから前向いて運転しろや。」


輝行「えっと俺達も自己紹介しますか。運転席の裸の奴が竹田で、助手席の俺が韓です。後ろの席の2人が村上と陶山です。どうぞよろしく。」


村井「こちらこそよろしく頼むよ。それで・・・この車はどこに向かってるんだ?」


竹田「とりあえず軽井沢は出るよ。そんで落ち着ける場所を探すつもり。」


田村「私達を拾ってくれた場所から最低でも50kmは離れてくれ!でないと・・・奴らが・・。」


車は田村の願いどおり50kmはなれた場所で止った。

近くの民家でようやく腰を落ち着け、裸の男達4人から話を伺った。


村井「山柳は少し眠らせてやって欲しい。その間に私達の事を少し話したいと思う。いいかな?五郎さん?」


田村「わ、わたしの事はどうぞお気になさらずに・・・大丈夫ですから。」


村井「では・・・始めさせてもらいます・・・。」


竹田「ちょっと待った!その前にさ・・・服着てくんない?なんかさ、見苦しくてさ。頼みますよ。」


村井「そ、そうだな。悪い事をした。」


緑・由記「正論だが、お前が言うなし、お前も着ろし。」


竹田を除きオジサン達3人が服を着終わった後に話は始まった。



村井「では・・・。私達はみんな長野県とその周辺で生き残った者達なんだ。」


竹田「じゃあやっぱ俺らが聞いたラジオはオッサン達が流した奴なじゃないの?」


田村「さっきも言ったが君達の聞いたのはあの連中の流したものだろう。私達のは助けを求める情報のみだからね。」


村井「そうか・・・君達はあの連中のエサにまんまとハマってしまったようだな・・・。」


輝行「あの連中?」


村井「結局、私達も君達同様、甘い情報に踊らされて軽井沢まで来てしまったんだよ。」


田村「私なんか群馬県から来たんだが・・・来た途端あの連中に騙されてこの有様だよ。」


由記「あの連中てなんなんですか?」


村井「この世の中になって刑務所から逃げてきた殺人者・・・中毒者・・・ヤクザ・・・色々な危ない奴らの集団さ。」


由記「確かに色々危ないですよね・・・チラ。」


竹田「俺はちゃうわ!あっ、ちがくないか。」


田村「彼らは自分達をアウトサイダーズって呼んでたよ。私達は奴らの奴隷だったんだ・・・。」


竹田「なんかカッコイイ名前だな。」


稲塚「カッコイイもんか!!私の知り合いも彼らに弄られた挙句・・・殺された・・・。」


竹田「すいません・・・。」


緑「まだ奴隷はいるんですか?」


村井「ああ・・・私達のほかに後10人程いたかな。あと女性もそれと同じ位いたと思う。」


田村「男と女は隔離されていてね・・・ほとんど情報がないんだ。」



みんな黙り込んで少し経った後に輝行が口を開く。



輝行「あの・・・僕達はこれで失礼したいと思うんですが、あなた達はどうします?」


村井「え?そうだな・・・。考えた事もなかったよ・・・。」


田村「まず脱走できたのが奇跡だからな・・・あそこで死ぬ運命だと自分に言い聞かせてからね・・・。」


竹田「いいよ、おっさん達も俺らと来ちゃいなよ?俺ら強いぜ?」


村井「そう言ってくれると助かるが・・・ほら・・・仲間がまだ奴らの下にいるからね・・・。」


由記「そういえば50km以上ってのは何なんですか?」


村井「ああ、あれはね。奴らが・・・人間狩りをする時に行って戻ってくる時間を計算して出した距離なんだ。」


緑「人間狩り・・・。」


田村「奴らは自分達の城を作るためにいつも労働者を探しているんだ。捕まえては俺と同様さ・・・。」


村井「主に労働者探しだが、いつもはゾンビ殺しとかもしているんだが、こないだ労働者がいっぺんに減ってね・・・。」


輝行「しかし、こんな世界になってまだ1年と経ってないのに、よくまぁ荒れ果てますね・・・。」


村井「最初は・・・最初は奴らもああじゃなかったんだ。みんな協力しあってゾンビとも戦ってたんだ。食糧も水も分け合って助け合いながら暮らしていたんだ・・・。」


田村「だが、反乱というか些細な出来事から奴らは武器と食糧を独り占めし始めたんだ。それから他の仲間を奴隷にしたりとやりたい放題さ。」


そしてまた沈黙が続き、今度は竹田が話し始める。


竹田「色々聞いたけどさ、俺らと来るんだよね?身の上は理解できたけど、俺らは何もできないからね?」


由記「お前さ、ちょっと力になってあげるとかできないの?」


緑「そうだよ・・・ずっとつらい目にあってきたんだからさ・・・。」


輝行「いや・・・慎平の言う通りだ。一緒に京都まで来るか途中で降りてもらうかの二択だな。」


村井「そうか・・・残りの仲間を助けたいという気持ちを君達に押し付けるわけにはいかないからな。せめて武器か何かを譲ってくれないか?」


竹田「いえ、これも僕達の身を守る分なので譲る事はできません。」


緑「少し位分けてあげてもいいんじゃない・・・?」


田村「確かに君達には関係ないかもしれない・・・しかし同じ人間、日本人じゃないか!少しは手伝ってくれてもいいんじゃないか!」


少し声を張り上げた田村が竹田に食ってかかる。


輝行「俺達は危ない事をしたくないので、明日の朝京都へ戻ります。」


田村「君ねぇ!私達がこれまでどれほどつらい目にあってきたか!」


竹田「俺達だってずっと安全にこれまで生きてきた訳じゃないぞ!」


輝行「そうだよ・・・俺達だって色々な別れを経験してる・・・。自分だけが不幸だと思わないで下さい。」


田村「何をっ!この若造が!こちらが下手にでればいい気になりやがって!譲れないと言うのなら奪うまでだ!」


田村が襲いかかろうとしたその瞬間


「ヴァアアアア!!!」


外からゾンビの声。


to be continue (果てしない大空と・・・)


押せ!押すんだぁああ!!ジョー!!!
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