「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 第70話 救出・前編~メルカトル図法は飽きた

響き渡るサイレン。


戸惑う緑に反して、他の人達は冷静そのものだった。


友次郎「なんてことない・・・仕事の時間じゃ・・・。」


優作「緑さん、とりあえず今、あなたはここで我々と似たような仕事を与えられるはずです。まぁ比較的軽い仕事になるでしょうけど、それでも私達と同じ格好をしなければならない事を覚悟しといて下さい。」


緑「え!?それって・・・。」


「出ろっ!!」


さっきの銃を持った男がドアを勢い良く開けるやいなや、叫んだ。


他の人達は友次郎を先頭にゾロゾロと部屋を出る。


部屋を出る列を睨みながら、男が緑に気がついた。


男「おっと、忘れてたぜ。これだけは看守である俺の仕事だからな。悪く思うなよ。ふん。」


男は緑に近づき、無理やりにも服を脱がそうとした。

緑は抵抗するも男の力には敵わず、服を全て破かれてしまった。


男「ふん。さっさと歩け!」


緑は涙をぬぐいながら、まだ慣れない裸での生活を始めた。


奴隷の仕事は大半が、畑仕事である。


畑仕事以外の仕事は食事の準備とバリケードの補強、そして隣接する山の斜面をバリケードで覆い、畑を作る事である。


緑の仕事は食事の担当になった。他にも女性が1人食事担当になっていた。

全ての作業には勿論監視が付く。緑のする作業でも監視が付くが、室内であるため監視も常にいるという訳ではなかった。


緑「あの!今チャンスなんじゃないですか!?」


女「・・・。」


緑「聞いてます?あの監視今いませんよ!逃げるチャンスなんじゃないですか!?」


女「ムダよ。ここから出るには5mはあるバリケードを越えるか、門を通るかだもの。」


緑「内側からなら門を開けられるんじゃないんですか?」


女「そりゃそうよ。でもバリケードにも監視はいるのよ。銃を持ったゴロツキがね。」


緑「そんな・・・じゃあ・・・じゃあ田村さんたちはどうやって逃げてきたんですか!?」


女「あいつ等が逃げられたのは奇跡と私達の協力のおかげよ・・・・。」


この女性の話によれば、田村達選ばれた元気な男性6人が脱走し、その後奴隷を解放しに戻ってくるという事だったらしい。

6人が脱走できたのも、奴隷全員と、ある人の尽力があってこそであった。


緑「その人ってのは?」


女「丁度ここからなら見えるわね・・・。ほら、畑の真ん中にカカシみたいなのが見えるでしょ?」


緑「ええ・・・。それがどうしました?」


女「その人ってのはあれの事よ。その人は監視役だったの。でも奴隷解放に協力してくれて、6人を逃がした後捕まって、拷問されリンチされた挙句、あの様よ・・・。」

緑の目には、畑の真ん中に十字架が立っており、そこにボロボロのミイラのような人が張り付けられていた。


緑「そ、そんな・・・異常ですよ・・・。あんなのって!だってあいつ等だって仲間だったわけでしょ!?」


女「あいつ等にとって自分達以外は道具と一緒よ。食われるだけのゾンビの方がまだましよ。あいつ等は私達の身も心も全部奪い去ろうとしてるのよ・・・・。」


緑「あなたももしかして・・・その・・・。」


女「レイプされたかって?当たり前でしょ。ここでは女の役割といえば食事とそれよ。今はヤクがないから大丈夫だけれど、あなたも覚悟した方がいいわよ。」


緑「そんな・・・ぐすん・・・。」


「おい!何してる!」


監視が戻ってきたようだ。2人はすぐに作業に戻るフリをした。緑も涙を堪えながら、作業に掛かった。


結局、緑の作業が終わったのは夕方になる少し前だった。


監視に連れられ、部屋に戻るとそこには疲れきった男たちがいた。先ほどの女性も部屋にいた。


窓の無い部屋に10数人。全員が満身創痍であり、口を開く者もいなかった。


緑はそんな中、優作の事を思い出していた。


すると、優作が緑に近づいてきた。


優作「ちょっといいかな・・・。」


緑「え?ぁ・・・どうぞ。」


優作「君がこんな所へ監禁されてしまったのは、兄のせいなんだよね。俺が謝ってどうにかなる訳じゃないけど・・・ごめんね・・・」


緑「そんな、優作さんが謝る事じゃないですよ・・・。」


優作「俺もね。兄と一緒に脱走するはずだったんだ。でも、最後の最後で兄が俺は足手まといだと言ってねぇ・・・。必ず助けに来るって言ってたんだけどな・・・。」


緑「すいません、兄さんの事を最低だなんて・・・。」


優作「いや、いいんだよ。現に兄はあなた達に酷い事をしたんですし。それにこれからどんどん酷い目を受ける事になりますし・・・。」


緑「・・・・。」


優作「あなたはここに来る前はなにをしてたの?」


緑「友達と一緒にいました・・・。」


優作「そうじゃなくて、こんな世界になる前だよ。OL?それとも専業主婦かな?」


緑「私結婚してませんよ。OLです。」


優作「あっ、そうなんだ・・・てっきり、ごめんね。」


緑「優作さんは?」


優作「俺は・・・医者をしていたんだ。」


緑「お医者様なんですか!それで、・・・結婚はしてるんですか?」


優作「ああ・・・結婚してるよ・・・正確にはしてたかな。彼女はもうこの世にはいないから・・・。」


緑「ごめんなさい・・・。」


優作「いや、いいんだよ。彼女もこんな世界から抜け出せた事を幸せに思ってるはずだよ・・・。実はね・・・彼女が死んだのはこないだの脱走の時なんだ・・・。」


緑「え?・・・。」


優作「君も見たかもしれないな。畑の十字架・・・。」


緑「ぁ、はい・・・なんか監視役の人だそうですね・・・。」


優作「そう・・・あれが俺の妻なんだ・・・。」


緑「え!?そ、そんな・・・残酷すぎる・・・そんな事って・・・。」


優作「彼女とは、こんな無法者の集団になる前に結婚してね。元々前科持ちだったせいか、奴らとも少し馬が合うようでさ、こんな風になっても彼女は奴隷じゃなくて監視役でいられてたんだ。でも俺を脱走させたいがために兄たちに協力して・・・・。」


緑「なんて言っていいか・・・。」


優作「ごめん、暗い話を聞かせちゃったね。見ず知らずの子なのに、不思議だな。君になんでこの事話したんだろう・・・。あはは。」


緑「いえいえ、大事な方の話ですもの。それはたまに言われます・・・聞き上手みたいで私。あはは。」



いつの間に他の人達は全員眠り、起きているのは緑と優作の2人だけだった。




一方、変な作戦を実行前の輝行と竹田は



輝行「準備完了であります!軍曹!」


竹田「良くやった、輝行二等兵。」


輝行「はっ!ありがとうございます。」


竹田「作戦内容を確認しよう。」


輝行「またかよ。いい加減覚えろよ、軍曹。」


竹田「わかんねーんだよ、お前の作戦。」


輝行「作戦ネームは、緑を助けろ!あと由記も!だ。」


竹田「もーいいよ。早くやろうぜ。」


輝行「言われた通りやれよ?行くぞ!」



夕方頃動き出した彼らがとった作戦とは、一体。


to be continue (極限まで起きていると人はどうなりますか?)

んだよ。ここまで見てくれたお前めっちゃいいやつだな。最高だよお前。大好き。
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コメント

みー

ドキドキな展開ですね!!更新、頑張ってください。
…というか、服着たいです(´Д⊂

俊洸輝志

コメントありがとうございます。

服はもう着れたみたいですけど、また脱がす予定です笑

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