「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

■ スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■ 第74話 救出その2・中編~見上げてごらん

「バンッ!!」



銃声が響く。


よろける優作に駆け寄りながら叫ぶ緑。


一瞬の出来事に反応できなかった男も悔し涙を流し顔を背ける。


優作はガクッと膝をつき、倒れる。
緑「イヤー!!!」



緑が優作へ駆け寄ると同時に、目の前のベラもガクッと倒れこんだ・・・。



ベラ「ふふふ・・・ふっ・・・。」


男「一体・・・ん?君は・・・?」



緑は泣きじゃくり優作しか見ていない様子。


男「君がやったのかい?」



男は緑と優作を通り過ぎ、ベラの方へと歩み寄る。



男「助かりました・・・しかし君は誰なんだい?」


??「気にしないで下さい。友達を探しに来ただけですので、危なかったですね。彼はあと少しで死ぬ所でしたよ。」



男はそう聞くと緑の方へ振り返る。


そこには苦痛の顔を浮かべているが、生きている優作の姿があった。


肩を打ちぬかれてはいるが、生きている。



緑「よがっだ・・・うぅ・・。」


優作「いっぅ・・・これが本当の医者の不養生ってね・・・あつつ。」


男「あはは。あなたにお礼を言わねばなりませんね。ありがとうございます。」


??「いえいえお礼だなんて・・・。その声は・・・み、緑か!?」


緑「え?・・・・あ・・・あ・・・・あ、かんちゃん・・・。」


男「あかちゃん??」


輝行「みどり・・・はぁ・・・見つかって良かったよ緑・・・。由記はどこだ?」


緑「そうだ・・・由記はあそこに隠れてるよ。」


輝行「そうか。お前ら見事に裸だな・・・って悠長な事言ってる暇ないんだ!脱出するぞ。外で慎平が待ってるから!」


男「君はどこから来たのですか?」


輝行「俺は東の門から来ましたよ。丁度良く門も開いたし、爆弾を使って爆発もさせたのでその隙に潜入したんです。」


男「私達の計画では西のゲートを開けて逃げる予定だったのですが、どうやらあなたの身勝手な爆発で少々予定が狂ったみたいですね。」


輝行「丁寧な言葉使う割りには手厳しいなあんた。西はいつ開くんだ?」


緑「もうここで5分は待ってるんだけど・・・。」



優作「ベラは気を失ってるだけだろ?ここで待つのは危ないんじゃないか?」


男「仲間達を信じて待つしかありませんね。」


輝行「いつ開くか分らないんだろ?それもまた悠長だな。西が開けば東の奴らもそっちに少しは行くだろ?だったらその隙に東から出るってのはどうだ?」


男「愚策ですねそれは。東には炎が上がって煙で良く見えない状況の上に、ゾンビが集まりだしています。仮に通れたとしてもそこからゾンビと監視役から逃れられるか、結果はお分かりでしょう?」


輝行「こんな状況だけど、あんた嫌いだ。東には俺の仲間が車で待機している。通れさえすればすぐにでも、こんな場所からはオサラバだよ。」


男「それならいいですね。皆さん、付いて来て下さい。これより東のゲートを抜けます。」


緑「韓ちゃん、由記をお願い。」


輝行「ひ、非常時だもんな・・・許せよ由記。」


輝行は照れながらも意識のない由記を背負い、男の後に続いた。


その後に緑と優作と、奴隷達と続いて走って行った。


東のゲートへ一番近い建物の出口に辿り着いた一行が見たものは


分厚いゲートが粉々に壊れ、監視役がほぼ総出で事態の収拾をつけようとしていた。



「消火器ねぇのか!!」「水もってこい!水!」「奴隷達もかりだせ!」「ゾンビが来るぞ!」



ボスが不在なのか、それぞれがバラバラに行動、命令し合っているため、作業はほとんど進んでいなかった。


男「まだ西のゲートは開きません・・・。」


輝行「もう時間がない!走るぞ!」


輝行が走り、緑、優作と続いた。


それが功を奏したか、炎も鎮火されておらず、煙もモクモクと立っていたため、ゲートを通り抜けるのは簡単であった。


しかし、外を監視し続けていた監視役が脱走に気がつく。



「奴隷が逃げるぞ!!!」「捕まえろ!!!」「殺せ!!殺せ!!」



煙の中を走り抜ける緑達の後ろから銃声が聞こえ始める。


何発も後ろから発砲されていながら、彼らは走るしかなかった。



煙を抜けるとそこには車があった。ゾンビは周りにはいない。


中には勿論、竹田がいた。



輝行「あったぞ!慎平!!」



竹田「輝・・・早く乗れ!それとあんた。今さっき田村達からの伝言で、撹乱するから先に車に乗って逃げろってさ。」



男「そうですか・・・ありがとうございます。」



優作「兄が来てるんですか・・・。そうですか・・・。」



緑「お兄さんは優作さんの事見捨ててなかったんですよ!」



優作「うん・・・。」



輝行と緑と優作、そして奴隷達が車に乗り込む。



男もそれを見て、乗り込み、車は動き出した。



男「走り続けて下さい。最低でも100kmは離れないと。」



緑「あの・・・どこかで優作さんの手当てできませんか?」



輝行「そうだな・・・肩とはいえ出血が増えればやばいからな。慎平!俺達が隠れてた場所で止めてくれ。」



竹田「分った・・・。」


輝行たちがしょうもない作戦を実行に移す前に待機していた場所で車は止る。


そこで優作の応急手当を行い、再び車は走り出す。



緑「痛みます?優作さん。ちょっと韓ちゃん何にやけてんの?」



輝行「おほほ・・・。別に。」


優作「うん大丈夫だよ。ありがとう緑さん。」


緑「みどりって呼んで下さい・・・。」



優作「うん・・・ありがとう、みどり。」



輝行「あー痒い。おい、あんた。そういえばまだ名前聞いてないよな?。」



男「ん?当たり前ですよ。まだ言ってませんからね。」



輝行「そーですか。はいはい。」



車内は静かになり、車のエンジン音だけが聞こえる。


30分程走った所で男が口を開いた。



男「いけない!すっかり忘れてました・・・。あなたたちの腕にあるそのバンド!すぐに捨てて下さい!!さぁ!」



優作「やっぱりこれはGPS内蔵か・・・。」



奴隷達は大急ぎで自分の腕からバンドを取り外し、窓から捨てた。



輝行「とにかく急いで遠くに行った方がいいな。」



男「追跡されている可能性がありますから当然です。」



竹田「てる・・・てるぅ・・・。」



輝行「どうした慎平?眠いなら代るぞ?」



竹田「みどりとゆきは・・・?助けた・・・か?」



輝行「はぁ?車にもう乗ってんだろ?寝ぼけてんのかお前?」



竹田「さむい・・・・・・。」



後部座席から身を乗り出し竹田を見る輝行。



竹田の下腹部が赤く染まっている。


輝行「・・・やめろよ・・・。冗談だろ?あはは・・・ケチャップかなんかなんだろ・・・?」



竹田「はぁ・・・・・・・・・。」



男「これはいけない!すぐにブレーキを!」



助手席に座っていた男は竹田の素足を踏み、強引にブレーキをかける。


突如止った車に後部座席の緑や優作、奴隷も驚く。


輝行は急いで竹田を車から降ろす。


輝行「慎平!!慎平!!誰か頼む!手当てを!」



緑「どうしたの?」



輝行「慎平!!頼むよ!死なないでくれ!!」


男「南無・・・。」


輝行「てめぇ!やめろ!!まだ死んでねぇ!」



男「・・・。」



輝行「うそだろ?ははは・・・なんだよこれ・・・。」




輝行は気が狂ったのか、銃を頭に押し付ける。



男「やめたまえ君!!」



男がそれに気がつき、銃を押さえ込む。



輝行「放せ!!放してくれ!!」



男「君が死んで何になるんだ!!」



輝行「死なせてくれ!!死ななきゃ!!死ななきゃ・・・俺狂っちまうよ・・・死なせてくれ!!」



緑「慎くん・・・。」



優作「・・・。」






to be continue (しんぷん・・・涙)

一切合財トゥトゥルー♪

スポンサーサイト

コメント

■ コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

■ トラックバック

トラックバックURL ▽
http://4545454519191919.blog112.fc2.com/tb.php/159-6007fbbe
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

妄想好きな奴ら

しゅこってるしニュース

トップ画面の記事をリニューアル致しました。 訪問者数が10000人を突破!! 皆様のおかげです!!ありがとうございます。

ブログランキング 小説・文学・ミステリーで 第1位 獲得!               ブログランキング 小説・文学・ホラーで  第1位  獲得!!

妄想賊4人組み

俊洸輝志

Author:俊洸輝志
妄想してますか? 僕たちはエブリディー。 このブログは、妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。 えー、このブログは僕たん達4人、俊、洸、輝、志が脳内麻薬を分泌し、いい具合にケミストリーしてます。 4人が続けて毎回違う作者が、妄想による小説を書いて まぁ、そんな感じです。

ブログ管理者俊洸【輝】志はコメントが大好きです♪
是非コメントをお願いします!拍手もポチッとお願いします♪

【当サイト著作権を破棄していません。掲載されている全ての無断転載、複製は固く禁じます】

【世紀末編のイラストは全て『kuroichi』様の提供です。『kuroichi』様のblogへもどうぞお越し下さい。】

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最近の記事

カテゴリー

良ければガシコーン

面白ければガシコーン

FC2Blog Ranking

吹いたらガシコーン

リンクどんどんどうぞ!!連絡頂ければどなたでもリンク追加いたします。

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
3223位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
オリジナル小説
770位
アクセスランキングを見る>>

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

スポンサー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。