「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 第83話 再会~喜び勇んで穴に落ちる

「痛いってば!!」



「・・・。」


あれ・・・なんかスベった空気になってる・・・何か言わなくちゃ・・・何か・・・何か!


「お邪魔してます・・・。」


「・・・。」



当然だけど・・・当然の反応だけど・・・。


こうなったら最後の手段・・・。



「お、おやすみなさい・・・。」


何で寝るのよ俺!でもそれしかないか!



再び寝てしまう川田。それに対して、少し時間を置いた後で再び声がかかった。



「か、河野なんだよな・・・?」



「どっからどう見ても河野だろ・・・。」



川田は揺り動かされ、強引に話しかけられる。



川田「あ、あのう・・・僕は一体どうなっちゃったんですか・・・?」



そうだよな。まずは説明してもらわなきゃならないな。



川田「それと、竹田君はどなたでしょうか?」



「え・・・。」



あれ?またなんかスベった感じだ・・・。どれが正解なのよ本当。



「え?竹田はいないだろ。」



川田「あぁ・・・お留守でしたか。すいません、助けて貰って何ですが、竹田君がお帰りになる頃にまた来ますね。」



よし、これで気まずい空気から逃れられる。礼儀正しいし道理も合っている!



「本当に河野だよな・・・?足はちゃんとあるし幽霊じゃないよな・・・。」



じっと足を見つめられるのに耐えられなくなった川田



「あのぉ・・・どなたかと勘違いなさってるんじゃないですかね?私は川田なんですけど・・・。」



川田の言葉を聞いて、ひそひそと話し始めた。



「え・・・どういう事?他人の空似なのかな。」



「どう見たって河野だろ。このご時勢でそっくりさん発見なんてどんだけの確率だよ。」



「でもおにいちゃんはあの爆発で死んじゃったんだし・・・。」


爆発?遭難じゃないのかな・・・もしかして車の事故で爆発しちゃって河野さんは・・・。


だとしたら、俺のせいなんじゃないか?ここは先に謝っておくほうがいいのかも・・・。



「あ、あの・・・河野さんが死んじゃったのは僕のせい・・・なんだと思います。すいません!」



川田のこの言葉に一同は河野に注目したが、またひそひそ話に戻った。



「もしかしてあれじゃない?記憶喪失?」



「ありえるな・・・あれだけの爆発だ。十分ありえるな。」



「てか言ってる事が妙に俺らと少し通じ合ってる所があるよね。爆発とか、だとしたら本当にそれかも。」



「よし!」



話がまとまったようで、1人がこう話し始めた。




「川田君だったよね。実は俺らの友人が1人爆発で死んじゃったんだ。その人が君と瓜二つなんだ。」



「あ、はぁ・・・。」



「こんなご時勢に瓜二つの人間が出てくる事なんか、それもここに辿り着いた事と爆発の事を知っている事も考えると、ありえないんだよね。だから・・・。」



「はぁ・・・ではそのご友人が私なんだと言いたいんですか?」



「うん・・・私達の簡単な推理だと、あなたは記憶が少し欠如していることはありません?」



「え・・・それは・・・はい・・・あります。実は自分の名前もやっと思い出して、ここに来る前に何をしてたかとか良く覚えていないんです。」



「やっぱりだ!おかえり!おにいちゃん!」



え?おにいちゃん?俺の妹か?俺の妹がこんな可愛いわけない!でも記憶ないしなここは・・・。



「あ・・・その・・・うん。ただいま、妹よ。」



「そっか・・・そっか!やっぱり河野だよ。河野!!」



3人は川田を囲み、抱きしめる。


良くみれば、みんな泣いているようだ。



「あの・・・よろしければ私の事を良く教えてくれませんか?」



「う、うん・・・そうだよね。これから少しずつ思い出せばいいんだよ。私は香織。ちなみに、おにいちゃんて言ってるけど、兄妹じゃないよ。」



なんだ・・・でも、その方がいいな・・・ふっ。



「俺は海保。お前の兄貴分だよ。」



え?兄貴分・・・がっちりして怖そうだけどそうなのか・・・。



「何言ってんだよ海保。混乱するだろ。俺は淳史。河野からはあっちゃんて呼ばれてたよ。」



「はじめまして・・・。よろしくお願いします。」



海保「はっはっは。しかしお前良くあの爆発から生き延びたな。どうやったの?」



香織「だから記憶喪失でしょ。そんなの分る訳ないじゃん。」



淳史「そうだよ。まずは今の状況と少しずつ思い出話とかで脳を刺激して思い出させないと。」



海保「じゃあさ、韓は覚えてるか?」



香織「そうだね、韓ちゃんなら付き合いも長いし何か思い出すかも。」



川田「その人も俺の兄貴分とかですか?」


淳史「はっはっは。違うよ。高校と大学同じで河野と一番付き合い長かったんだよ。仲良かったんだよ?」



川田「へぇ・・・まったく記憶にございません。」



香織「そうか・・・じゃあ今の状況説明するね。」



香織は今、日本を含め世界がおかれている実状を知っている範囲で事細かく説明した。



人がいなくなった事、ゾンビの存在、ホテル、旅館、富士山での事、そして東京と京都へ仲間達が分かれて行った事と、河野の爆発の事・・・。



川田「そ、そんな・・・まるでテレビドラマの世界じゃないですか!そんな・・・。」



海保「なんか新鮮な反応だよな。俺らはもうすっかりなれちゃったから。」



香織「分らない事があったら、何でも聞いてね。この世界では小さな事でも命に関わるから。」



川田「そうですよね・・・私も夜に外でラジオを聞いてたらどやされましたもん。」



淳史「今後は二度としないでね・・・・。」



川田を囲んで、昔話などをしていると時間はあっという間に過ぎていった。


川田「あの、おトイレ借りてもいいですか?」


海保「この部屋を出て右に赤絨毯に沿っていけば分るよ。」



重厚なドアを開けて、赤絨毯を歩く川田。


トイレを見つけ、入ろうとしたその時。



「フリーズ!!」



え?え?



これもまたテレビで良く見るような兵隊が一瞬で川田を取り囲んだ。



「ヘイヘイヘイ!フーアーユー!ヘイヘイヘイ!」



川田「あ・・・アー・・・マイネームイズカワタ・・・プリーズヘルプミー・・・!」



焦ってる川田に1人が日本語で声をかける。



「あなたはゾンビの類ではありますまいな?」


かなり訛った日本語の上に、少し古風な言葉に驚く。


え?日本語?ありますまい?え?



川田「えっと、ゾンビじゃないです・・・。」



川田がまた焦っていると、遠くからもうひとつ日本語が聞こえた。



「ストップ!ストップ!ジョバンヌ!それは俺らの仲間だよ!」



ジョバンヌ「おや、海保さんじゃありませんか。なんと!おぬしさん達の仲間でしたか。」


海保「そうだよ、だからそんな物騒なもの下げるように部下に言ってくれ。」



香織「大丈夫?おにいちゃん。」



川田「あいつら何ものですか?」



香織「え?兵隊さんたちだよ。」



to be continue (いでよ、ソルジャー)

河野半分復活!

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コメント

トロニャ@

河野君、生きてて良かったです。
何気に、強運の持ち主?
ヤな事(怪我とか)があったから、良い事もあるのかな?

読んでいて、じわじわ面白くなります。
続きが楽しみです。

俊洸輝志

読んでくださりありがとうございます><

河野君はいい事あるといいですね♪

過分な評価を頂きまして、誠にありがとうございます。

今後もよろしくお願いします!

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