「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 第96話 暗闇~七草粥でお肌ばっちし

夜もすっかり更け


今はむなしくも時計の音だけが部屋に響く


ビッチリと閉められたカーテンとドア


そんな閉鎖的な空間に5人はいる


竹田と輝行が階段から落ちて数時間後


まだ朝日は昇らず・・・。
2階では輝行が緑の反対を押し切りキングサイズの2人用ベッドで優雅に寝ている。



ここ数日間ベッドで寝た事なんてなく、久々の温もりに夢も見ず眠っている。



1階ではこん睡状態の竹田を囲むようにしてソファに陣取っている優作と緑がいる。



そして少し離れた部屋に由記が寝ている。



輝行から言われたように少し遠ざけつつも個室に寝かせてパニックになった時にでも対応できるようにしていた。



それでも、奴隷として扱われていた頃とそれからの脱出劇からまだ数日も経っていない事を思うと、皆幸せだった。



緑も優作との仲を真剣に考えるようになり、優作も妻を亡くして間もないとはいえ、この若い未婚の女性に心惹かれつつありその葛藤で苛まれていた。



緑「にゃ!」



優作「え!?どうしたの?」



緑「足にトゲが刺さったみたい・・・。」



優作「それはいけない。確かピンセットがあったよな・・・あった!」



優作は救急箱の中を探しピンセットに手をとる。



緑「痛くしないでくださいね?」



優作「はいはい。さて、どこかな?」



緑「ここなんですけど・・・。」



緑が指差した腰に優作の目はひきつけられる。



優作「そ、そこかぁ・・・少し服を持ち上げ・・・てくれるかな?」



緑「はい・・・先生・・・。」



こうやって緑がお医者さんごっこ(この場合は本当の医者なのだが)している中で



暗い部屋



光は・・・


あった・・・でもドアの隙間から見える程度



ドアは近いのか遠いのか分からない



頭が痛い・・・目も気を抜いたら閉じてしまう位眠い・・・



由記「ここは・・・。」



前にも見たような・・・そう暗い寒い部屋に1人きり・・・



頭も痛く・・・何も考えられない・・・



由記「いや・・・いや・・・いや!!!」



由記は叫び声を上げドアの方へ走り出す。



実際のドアとの距離は思ったより遠くなく、由記の弱った体は無常にもドアにぶつかり床に横たわる。



由記「はぁはぁ・・・いや・・・いや・・・出して・・・出して!!!」



由記は渾身の力で立ち上がれないものの、ドアをけり続けた。



その音で、ソファのバカ2人は由記の部屋へと駆け寄った。



駆け寄ったまではいいが、ドアを開けた後の事を考えドアを開けずに由記をなだめようとした。



緑「ゆっちゃん!?大丈夫!?ここは安全だから安心して!」



緑の声が聞こえないのか、ドアを蹴る音は止まない。



”ドン!ドン!ドン!”



「出して!出して!出してよ!!」



優作「由記さん!私は医者です!あなたは今錯乱しているんです!どうか落ち着いて!」



”ドン!ドン!ドン!”



「出せ!出せ!出せよ!!」



より強くなる蹴りに不安を隠せなくなってきた緑と優作



それでも優作はドアを開けず落ち着かせようと叫びつづける。



優作「由記さん!あなたのお友達の緑さんもいます!ですがドアはあなたのために開けられないんです!」



緑「ゆっちゃん!本当だよ!慎くんも韓ちゃんもいるから!もうあの施設じゃないんだよ!ここは安全!」



緑がそう叫ぶと静かになった。



さっきまでのドアへの蹴りが嘘のようにピシャリと止んだ。



優作「落ち着いたようだね・・・良かった。」



緑「でも・・・なんかおかしくないですか?急に静かになるなんて・・・。」



優作「パニック状態の時は何が原因で静かになるかわからない程なんだよ。静かになったならこれで良しとするしかないよ。」


緑がそうですね、と相槌を打ったのが優作に聞こえない程の音



それが次の瞬間、家中に響く。



”ドスーン!!!”



緑「きゃ!!」



優作「何の音だ!?」



あまりの音に輝行も2階から起きてきた。



輝行「ん・・・何の音だ?」



輝行が2階から顔を出した、その瞬間



再び



”ドスーン!ドスーン!!”



何回何十回と修羅場を潜りぬければ分かる。



何日間、何ヶ月間とこの生活をしていれば分かる。



それが自分達にとって最悪の敵であり、夜に襲われたらひとたまりもない。



ゾンビだ。



そう緑と輝行の脳裏に過ぎった時にはもう遅かった。



今までで一番重くて大きい音がすると玄関の方から砂煙が見えた。



to be continue (久々だったんで・・・これからはやりますよ?)





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