「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 第97話 沈下~固い雨に降られた

モクモクと漂う砂煙


その向こうには確かに何かがいる


しかし、そんな事はどうでもいい


ここには動けない竹田も由記もいる


ゾンビと戦える状況ではない


それだけは輝行も緑も優作も分かっていた。
”ヴァアアア!!!!”



輝行「緑!優作!懐中電灯を!」



緑「はっ・・・うん!優作さん!」



優作は近くにあった懐中電灯を緑に渡し、もう1つを自分の手にとりスイッチを付け砂煙の方へ急いで向ける。



緑もそれを真似て同じようにライトを向ける。



それと同時にゾンビの断末魔のような叫びが木霊する。



”ヴァヴァァァ”




輝行はその隙に銃を取り、弾を込める。



それを手早く済ますと竹田に駆け寄り布団ごと部屋の置くの方へ引きずった。



輝行「とりあえず・・・囲まれているかもしれない。ここは一旦どこかの部屋でライトで防御しながら朝を待った方がいいと思う!」



優作「ここからじゃどの位の数がいるか分からないしね。」



緑「で、でも・・・朝まで電池が持つかどうか・・・。」



残された懐中電灯は緑と優作の分を含め4つ。



残りの2つは輝行が2階に忘れてきたのと、由記の部屋に1つある。



電池のスペアはどこかにはあるだろうが、この状況ではとても探せそうになかった。



緑「はっ!ゆっちゃんは!?」



輝行「そうだ!由記はどこだ!?」



優作「あそこの奥の部屋に入れてあるんだけど・・・。くそぉ!タイミングが悪すぎる!」



輝行「どういう・・・あっ!」



3人が竹田を囲んで話していると緑と優作の向けたライトを掻い潜って玄関の方からゾンビが1匹這いつくばってリビングにやってきた。



輝行は反射的に引き金を引いた。



”バン!!”



ゾンビの頭に命中しゾンビは床に這いつくばり絶命した。



しかしその音に呼応するかのように家のあちらこちらからバキバキっと侵入してくるような音が聞こえた。



輝行「しまった・・・こんな状況で銃を使ったらそりゃ集まってくるよな・・・くそ・・・。」



優作「とにかくここに居ても始まらない!確か地下室がありましたから、そこまで逃げられれば朝までそこで居ればいい訳ですし!」



緑「どこにあるんですか!?」



優作「最悪な事に玄関の真横なんだ・・・。」



輝行「玄関が破られた今、ゾンビはそこから建物に入ろうとするだろうしな・・・。」



緑「早くしないと本当に囲まれちゃうよ!!」



輝行「まずは由記だ。2人はここで玄関にライトを向け続けて。俺が由記を連れてくる。奥だな?」



優作「ああ、廊下の突き当たりにある部屋の左だ。」



輝行は銃を自分が行く道に向け歩き出した。



その際もあちらこちらからゾンビの唸る音が聞こえ、それが少しずつ近くにより鮮明に聞こえ始めた。



真っ暗な廊下に電気を1つずつ付け、明るくなった廊下の先に部屋を見つけた。



部屋の前にある天井のライトは付いてあるが部屋は真っ暗なようだ。



輝行は直ぐに鍵を開けてドアを開いた。



輝行「由記!」



暗闇のどこに由記がいるのか分からない。



銃は上に向けてあるが、恐怖がそれを少しずつ下になってきているのが自分でも分かった。


それに気づき、改めて銃を上に向けようとしたその時



急に暗闇から飛び出してきた何かが輝行の体にぶつかった。



輝行「わっ!!」


冷たくて柔らかくて震えていて・・・


それは由記だった



輝行「由記か・・・ごめんな閉じ込めて。ゾンビが襲ってきたと思ったぞ。」



由記「ぐすん・・・。」



由記が鼻をすする音がする。


泣いていたようだ。


その理由も聞かず輝行は言った。



輝行「一緒に来れるか?」



由記は黙ってうなづく。



由記を支えながらも銃口を正面に向けながらリビングの方に戻る2人。



リビングに戻ると緑と優作がいなかった。



呆気にとられた輝行は思わず由記を支えていた左手を由記から離してしまった。



立ち尽くす2人の周りからは当然待ってはくれないゾンビ達による壁や窓を攻撃する音で溢れている。



離れた左手を由記が強引に抱きつくが輝行はまだわけが分かっていなかった。




さっきまでいた緑と優作がいないのだ。



あるのはソファの上に置かれ、玄関の方に向けて光っているライトが1つ。



2人の姿はそこにはなかった・・・。



to be continue (見える!見るぞ!)


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