「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 【9人の大学生 part3】

「コーラはないの?」


「チケットはないの?」


「金は返してくれるんでしょうね!?」


「筋肉はどうするんだよ!」


これだけを聞いたら他人には、変なお店に騙されたお客達だと思うだろう。


そしてその店長はどんな人かと想像するだろう。


きっと平謝りしていることだろうと・・・。


でも、実際は・・・・。

「んなもん全部ない。」



「はぁああ!?」



海保「筋肉がないだと!? みろやこの筋肉!ピッカピカだぞ!」



輝行「海保・・・キレてるけど・・・大きいけど・・・今は黙ろう・・・な?」



洸介「んじゃ俺らサークル2年全員騙されたって訳かよ。」



緑「なにそれー」



香織「全員てか由記はいないけどね。」



河野「あいつはインフルエンザ。」



淳史「まぁまぁ全部が嘘って訳じゃないから。合宿所はある。」



海保「ボディビル精鋭合宿のことだな!?」



香織「んなのねぇよバカ。」



輝行「ただでさえ黒くて光って暑苦しいんだから、少し黙っててくれよ海保。」



洸介「マジかよ・・・ここまでいくら掛かったと思ってんすか。」



河野「これは経費で落ちるんですよね?あんたの言われるがまま買ったんですからね!」



淳史「それは部費で降りる。だが遊園地もコーラ展も筋肉合宿も下見はない。」



香織「じゃあなんでこんなトコ集めたのよ。」



緑「てか私帰りたいんですけど。」



淳史「まぁ待ってよ。正確には遊園地みたいな筋肉も鍛えられるしコーラも飲めて下見をしてるかのようなイベントがあるんだよ。」



輝行「こんなんだったら、エアコンの効いた部室でだべってた方がマシだろ。」



緑「エアコン来たんだ!?なんでなんで?」



洸介「ふっ・・・俺と輝のおかげだよ。な?」



淳史「それは違うんだ・・・実はね・・・。」



淳史の口から言い放たれた事は、とても面倒で脈絡のない恩着せがましい無駄なイベントだった。


全員のブーイングは必死であったが、最後に付けたした事が彼らが帰路につくのを躊躇わせた。



淳史「・・・ということなんだ。」



河野「うーん・・・ヤクザだなウチの生徒会は。」



輝行「俺らの演技力のおかげじゃなかったのか・・・。」



緑「つまりどういうことなの?」



海保「エアコンはプロテイン(エサ)ってことだろ。」



香織「エアコンやるから、仕事しろってことね。」



洸介「エアコンは欲しいけどなぁ・・・」



淳史「だからさっ!ちゃちゃちゃっと、竹田を見つけて、下見して飲んで騒いでエアコンの効いた部室に帰ろうってことだ。」



輝行「そもそも、なんで竹田先輩を探さなきゃなんないんすか。」



洸介「そうだよ。あの人は、常に行方不明みたいなもんじゃないすか。なんでこの場に及んで俺らに捜索命令とか。」



淳史「生徒会が言うにはさ、結構長い事居なかったから、大事にしたくないらしく身内でさっさと見つけろって事らしいんだ。」



緑「それで、先輩のいる場所は知ってるんですか?」



淳史「それは分かる。ここに来てるのは分かってるし、この先の合宿所に行くって行ってたから。」



河野「えー・・・帰りたいけど、経費も下りないんじゃ、行くしかないか。」



淳史「副会長命令出しちゃってもいいんだけどね。行かないなら、行き帰りの金自腹になるよ?」



全員「はぁ・・・いくか・・・。」




こうして淳史の策略によりまんまと竹田先輩捜索に借り出された愉快な6人のメンバーたち。



そして話は彼らが限界を迎えそうな山登りの途中へと戻る。




「先ってどんだけよ・・・。」




もはや愚痴る事さえなかなかできなくなった6人は、言われるがまま登るしかなかった。



数分先の休憩所が数十分となり・・・



数十分先の合宿所が数時間となり・・・



ルート修正を重ねた結果・・・



見事に・・・




遭難していた。




「だぁ~!!いつになったら着くんだよ!このメガネ野朗!」



輝行「香織ちゃん・・・言葉・・・キツイよ・・・ヤクザみたいよ・・・。」



河野「俺もメガネだってことも忘れないで・・・ひっいい!!」



香織のドスの効いた睨みで河野は黙る。



そして一番疲れているのは大きなカバンとリュックを持ったあの黒い奇跡



緑「みんなちょっと待ってよ。海ちゃんがまだ追いついてないから。」



洸介「見せ筋男はほっとけよ。何の役にもたちゃしない。」



淳史「んじゃここで少し休憩しようか。」



輝行「斜面ですけどね。斜面でそれも急斜面で休憩するんですね。遭難したんですよね?そうなんですよね?」



河野「あ~言っちゃった・・・」



香織「マジで遭難なら先輩探しどころじゃないじゃん。ウチらが遭難してどうすんのよこのダメガネ!!」



香織が今にも手を上げそうになったので、必死に河野・輝行・洸介で取り押さえるも、淳史への鉄拳のダメージを軽減するのが精一杯だった。


淳史「うぅ・・・地図どおりに来たんだけどな・・・どこで迷ったか・・・。」


輝行「ていうか、それどこで買った地図すか。」


淳史「これは竹田に貰った地図だよ。あいつも同じ奴持ってるはず。」



「はぁ・・・。」



香織「あんな奴の地図使ってるから迷うんだろ!!」



輝行「先輩・・・それは致命的な地図の選択ミスですよ・・・。」



河野「行方不明になった人を探すのには同じ地図持ってれば探しやすいけどさ、竹田先輩ですよ!?」



淳史「悪いみんな・・・手書きの地図だっていう時点で気づけばよかったよ。」



洸介「もやしっこが森で遭難て・・・てかここは森ってかジャングルレベルですけど・・・。」



緑「うだうだいってないで、道でも探しなよ。」



海保「あぅ・・・うぅ・・・」



香織「泣くな!筋トレ中毒がっ!」



輝行「遭難・・・しちゃったけど・・・それでも泣くなよ海保。」



海保「プロテインとダンベルが入ったカバン・・・川に落とした・・・。」



洸介「あ~あ~・・・でもお荷物がやっかい払いできてよかったんじゃね?」



輝行「洸介・・・それは逆効果だって・・・えーと、ほら!帰ったら新品のダンベルとか買って貰えるよ海保、ね?」



海保「でも今日何飲めばいいんだよ!!」



淳史「てか、川って言ったか?先輩がくれた地図によると合宿所は川の近くなんだよ、海保!どこだ川!」



海保「んと・・・ずっと下。」



「メガネ・・・野朗!!」



河野も含め、今度はみんなで淳史に鉄拳をお見舞いした事は描写しないが、河野のメガネと共に晴れて淳史のメガネも壊れた事だけは記述しておく。



苦労して登った斜面を、さらに苦労して降りる7人。


そして、ついに・・・



「川だ!!!」



淳史「あれだ!あれが合宿だ!」



「どれどれ!?」



立地、ジャングルの中の斜面ゆえ悪し


日当たり、最悪に良好


広さ、部室級



まったくもって、ここまでの苦労が報われないほど残念な外見の合宿所だったが



7人はまるで高級ホテルか久々の自宅を眼にしたかのように、光り輝いていた。



香織「たけだあああああ!!!でてこいやああ!!!」



輝行「そうだった!せんぱああいいい!!」



洸介「ここに居なかったら最悪だよな。」



淳史「ここにいなかったら・・・俺らも含め捜索隊呼ばないとな。」



河野「しゃれになんないこと言わないで下さいよ。」



緑「まずは入ってみようよ。」



海保「そしてプロテインがあれば全て丸く収まるな。それもバニラじゃなくチョコ味の場合なっ!」



疲れた体に鞭を打ち、寂れた合宿所に入る7人。



ドアを開けると・・・そこには・・・。




part4へ続く
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