「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 【9人の大学生 part4】

緑「なんだ、あるじゃん、あんじゃん」


河野「えーと、これによると遭難したと思ったらそこを離れない事。パニックにならない。体力を温存する事。だって・・・・。」


しかし、2人の目の前には・・・。


例えて言うなら、ゴミとクズとカス。


ソレらが散らばっていた。


【あんじゃん】とは・・・


彼らが通う大学の生徒会において出版されている、危機管理マニュアルのような本である。

学内での問題解決や学外でのトラブルの解消法、好きなあの子への告白術から単位の上手なとり方までその他色々記載さている。
誤字脱字・駄文・長文で時に優しく、時に卑猥で、ルーズリーフに事細かに印刷され、学内No1のベストセラーである。
ちなみに表紙は毎年変更され、その年のミスコンで決まる。
(5冊セットで1500円税込み 単品販売なし)



話を戻そう。


その本によれば、遭難した場合の大原則として


1、諦めない
2、その場を動かず体力温存
3、パニックにならない


だそうである。


これを踏まえたうえで改めて、話をはじめよう。



「うわっ・・・煙い・・・なにここ。」



合宿所に入った感想はこうであった。



淳史「電気は通ってないみたいだな・・・。」



輝行「本当に見た目だけなんですねココって。」



香織「しっかし何なのよこの煙・・・竹田先輩はこんなとこにいるんですか!?」



淳史「分かった!!分かったよー!」



洸介「どしたんすか?」



河野「竹田先輩いたの!?」



淳史「「いや、それより焚き火があるんですけど・・・。」



輝行「正気か!?」



香織「さすが竹田先輩だわね。コンクリート造りとはいえ、室内で火を焚くなんて・・・。」



淳史「あっちぃ!あっ・・・。」



洸介「とりあえず、火消して窓開けようぜ。」



緑「ふぅ~大分快適になってきたね~」



香織「そうね~とりあえず屋根はあるしここで泊るにしても困る事はなさそうね。」



輝行「しっかし、デザイナーズマンションですかって思うくらい何もない部屋だな。」



淳史「んで、竹田はいたの?」



河野「全然いません。」



洸介「この煙に乗じて逃げたとか?」



輝行「ありえるな・・・。」



緑「とりあえず、今日はここで一泊で明日帰る感じですよね?もう竹田先輩がどこにいるかも分からないんでしょう?」


洸介「そうだよね。てか地図にはここの場所しか書いてないんですか?他の場所とかは?」



淳史「いや・・・地図・・・ない・・・。」



輝行「やっぱりココ位しか手掛りないんだよ~明日は帰ってエアコン歓迎会や!」



香織「よし!今日は前夜祭ね!とことん飲もう!」



香織の持つ瓶ビールがキラリと光ったように見えた。



洸介「え?なっ・・・はっはい!飲まいでかっ!!!」



輝行「よっしゃ!」




数時間後~




河野「完璧に遭難してた事忘れてるなコイツラ。」



緑「あ~あ~見事に食糧とお酒を完食したわね。」



2人の目の前には



酔いつぶれた 洸介 輝行 


まだ飲み続ける 香織


プロテイン入りと騙され酔っ払って、泣きながら筋トレをする 海保



河野「修羅場だな・・・。」



緑「あれ?淳史先輩は?」



「・・・」



緑「お前に聞いてんだよ!!」



河野「え・・・」



緑の平手打ちが酔っ払って寝ている洸介の顔面にクリーンヒットする。


たまらず起きた洸介に追い討ちをかけるように耳元でささやく緑



洸介「すびばぜん・・・・ざっぎ外に・・・いっだのぼ・・・みばじだ・・・」



緑「外だってさ。」



河野「お、おう・・・。」



目を丸くしながらも緑の後を追い、外へ出る。



すっかり暗くなった外は森が生い茂っているせいか更に暗く感じる。



緑「淳史せんぱ~い?」



河野「いたいた、立ちションかな?」



淳史「あ・・・どうした??」



緑「いや、居なくなったと思って。」



河野「明日は早いんですから、もう寝ましょう。あいつ等はもう勝手に寝るだろうし。」



淳史「あぁ・・・そうだな・・・・・・あのさ!」



緑・河野「はい?」



淳史「もしさ、もしもさ!地図焚き火に落としちゃって帰り道分からないんですって言ったら?」



緑「誰が?」



淳史「いあ・・・俺が・・・君らの先輩であるこの俺がそういっだぶああっ!!」



緑のハイキックが淳史の唇をかすめるのを、河野は見逃さなかったし口外もできなかった。



3人で合宿所に戻ったが、クズ共はあいも変らなかった。



緑「ねぇ、どうすんの?」



河野「いや・・・地図ないわ、食料・水ないわ・・・竹田先輩いないわで・・・完全に遭難ですね。」



淳史「ずびばぜん・・・・。」



緑「携帯は通じるんだよね?」



河野「いや・・・ココ圏外だわ・・・」



「はぁ・・・」



淳史「で、でぼ・・・」



河野「先輩、とりあえず唇の腫れが引いてから喋ってください・・・。」



淳史の唇の腫れが引くのには、そんな時間はかからなかったが


その間に、洸介と輝行の酔いがさめ、香織も酒を飲むのをやめ、海保も泣き止んだため


全員で淳史の話を聞く事になった。



淳史「実はね、さすがに素人に捜索を任せるわけだから、生徒会側から期限を守るようにって。」



洸介「どういう意味?」



輝行「いついつまでに~見つけてねって事だろ。」



淳史「そそ、それを越えると自動的に俺達も行方不明組になるから、出発前に十分注意してって事を言われた。」



香織「なんだろう・・・怒りを通り越して・・・無の境地?これは無の境地なの?」



香織が目をつむったままそう叫ぶと



輝行「ねえさん・・・そのままどうぞ寝て下さい・・・」



緑「それで、期限は何日?3,4日?」



海保「3,4日もプロテインなしだなんて・・・干物になっちゃうよ・・・。」



河野「その前に食糧ないからな。」



淳史「ごめん・・・5日間・・・。」



「5日間!?」



輝行「あ~おっきな声出さないでよ・・・頭痛いし姐さんおきるよ・・・」



洸介「ちょっと吐いてくるわ・・・」



輝行「俺もしょんべん・・・。」



河野「なんかあったらあいつ等を先に食べようぜ。」



緑「あたし毛深い方嫌だからね。」



河野「え・・・。」



海保「5日間もプロテインなしだなんて・・・・干物になっちゃうよ・・・・」



緑「海ちゃんうるさい。」



河野「でも淳史先輩、それで最悪5日間後には救出に来てくれるんですよね?」



淳史「あ・・・5日間後って何曜日だっけ?」



河野「えっと、土曜日ですけど?」



淳史「あぁ・・・じゃあ救出は7日間後だ・・・。」



河野「なんでですかっ!」



淳史「生徒会の営業日が平日のみだから・・・救出要請を生徒会が出すとしても、それは・・・・休み明けの月曜で・・・。」



緑・河野「そうだった・・・。じゃじゃじゃじゃあ・・・一週間ココ?」



淳史「うん・・・・。」



緑・河野「一週間ココで・・・救助を待つの?」



淳史「ごめんなさい・・・一週間飲まず喰わずでココで救助を待ちます!!」




そして朝が来た。



緑と河野は心配で一睡も出来ず、ストレスの塊になった淳史はいつのまにか寝てしまい



二日酔いの香織はまだ寝ていて、海保は早朝トレーニング中



輝行と洸介は以前トイレと吐くのから戻ってこず、誰も探さず・・・・



僅かなソフトドリンクと食糧のカスだけが残り、これで緑と河野は食いつなごうと計算を始める。



河野「あぁ・・・喉かわいた・・・」



緑「この先の事を考えると今日は飲まず喰わずね・・・」



河野「くそ・・・なんで俺らだけこんな事しなきゃなんねーんだよ。」



緑「怒るのは止めなよ。体力の無駄だし、面倒な人達が起きるよ。」




そんな真剣な話をしていると・・・



「うっすぅ、おはようさん。」




輝行と洸介が戻ってきた。



しかし、完全シカトの緑と河野



輝行「ひゅ~う、何してんのよ。」



河野「うっせ。」



輝行「洸介やばいんじゃね?」



洸介「俺らも混ぜてよ。」



緑「うっさい。あっち行ってよ。」



輝行「あ~あ~洸介まずったね。緑の分もコーラ買ってご機嫌とったほうがいいって言ったのにさ。」



洸介「小銭がなかったんだからしょーがねーじゃん?あそこのコンビニ、クレジット使えなかったんだから。」



輝行「唯一買ったのはおしるこって言うね。酔っ払って自販機は使っちゃだめだって事だな。」



緑「もーうるさいな!適当に外で遊んでこい!」



河野「ったく・・・おしるこなんてこの季節に飲んで美味しいのかよ・・・。」



輝行「んじゃ、外でエアーゴルフしようぜ洸介!俺キャディーな!」



洸介「んじゃ俺はタイガーだろうな。」




「え!?」



「ちょっと待ったぁ!!」



part5へ続く
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