「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 【9人の大学生 part11】

「その事はどうなの?」


部室でエアコンも掛けずにヒソヒソ話している。



「俺らの事はバレてない。」



ただの陰口やその類を云々している訳だが



その情報量といい、腹黒さといい、普通のサークルではまず交わされない言葉ばかりだ。
定例会議


彼ら9人(竹田元会長は行方不明だが)が所属するサークル


「自然保護観察研究会」の最高会議であり、全ての事はココで決まる。(たびたび淳史を無視して決定するが)


大体の事がデキレースであるが、形式的な決定を下す比較的ゆるい会議であり、終わると部費で飲み会が開催される。




淳史「ようし大体集まったな。」



そこには狭い部室ながらも、6人の男女が勢ぞろいしていた。



淳史「それじゃ議長、進行をよろしく。」



由紀「はい。本日の会議で審議に掛けられるのは、3つ。「夏」の事について、新歓について、それから渉外担当から連絡事項があります。」



洸介「渉外?」



輝行「さんずいに歩くですよね議長?」



輝行は書記を担当している。小さいミニ黒板に汚い字を列挙している。



由紀「まずは渉外担当の件から。緑、進めて。」



副議長である緑が実際の進行役だ。



緑「えー、先日某所で某サークルが不当なペナルティを課されました。このペナルティはまったく身に覚えのない物であり、某サークルは生徒会に対して異議申し立てをすると同時に、弱小サークルを招集して今後の生徒会との関係について話し合いたいと打診されました。」



洸介「おーっとっと、それはどこのサークルなん?」



輝行「非常に興味があるよね。どこなん?」



緑「それは現在口外できる状況にないので・・・それで、渉外担当の河野くん、詳しくお願い。」



河野「え?いや、もう緑が全部言っちゃったんだけど・・・・。海保のとこだろ?あ、言っちゃった。」



由記「使えない奴。てかみんな知ってるけどね。」



緑「じゃあ私から最後に、この件を踏まえまして今後生徒会とのコンタクトを可能な限り控える事をお願いします。いいですよね会長?」



淳史「うん。」



香織「そういえば、海ちゃんは?」



河野・淳史・緑・由紀「さぁ?」



輝行「また抗議活動かな?」



洸介「懲りないねぇ。」



由紀「それじゃあ、その件については以上です。あとは新歓についてですね。総責任者韓さんお願いします。」



輝行「えぇ?」



淳史「え?」



輝行「えー・・・その件につきましては・・・・えー・・・私よりも現場の責任者である洸介氏よりご報告させたいと思います。」



由紀「では洸介さん、よろしくどうぞ。」



洸介「はぁ・・・。えーっ・・・チラシは今日まで配った分で合計二千枚。内半数以上が男性で、現在チラシコピー代は責任者と私の自腹であります。諸経費も含めまして今後報告書を提出させていただきます。」



由紀「全て問題ないようですね。」



淳史「ちょっと待ってよ。チラシ配りって何の事??」



由紀「えー異議がないようなので・・・」



淳史が結構お怒りで数十分間会議は滞る。


そして数十分後・・・。



淳史「だからね?そのチラシを見せてくれって事だよ。あるだろ?」



輝行「洸介、ある?」



洸介「原案ならあるけど、それでいいですか?」



淳史「それでもいいよ。えっと・・・。」



緑「ちょっと待ってね。原案あるの?ないよね?」



輝行「でも、今洸介があるって言ったじゃん?」



緑「ないはずだよね?洸介?」



洸介「え?あるよ?」


洸介はそう言うと諸経費の領収書の山から1枚のチラシを取り出した。



洸介「ほら、これこれ。あるだろう?」



「どぉーんとぉぉおお!!」



緑の神がかり的な突進でチラシは領収書と共に床にバラバラに散る。



輝行「なしたのよ緑?」



河野「今日お前おかしいぞ。」



緑「ちょっと足が痛くて・・・。あっ!」



領収書とはまったく大きさの違うチラシを淳史は床からすぐに拾い終えていた。



淳史「ナニナニどれどれ・・・。」



緑「終わった・・・。」



輝行「あの内容が不味かったわけ?どっか変なとこあったか洸介?」



洸介「いいや?しいて言うならやり方が姑息だって事くらいだけど、それがまずいのかね?」



緑「すいません先輩!新入生を集めようと必死で・・・。」



河野「まぁまぁ緑もよかれと思ってやった事なんだべ?てかどんな内容なん?」



輝行「要するに香織と由記の写真会をエサに新入生を集めるイベントだよ。」



河野「え?おま・・・いいのか由記?」



由記「嫌だよバカ。いい訳ないでしょ。でもサークルのためだし・・・。」



洸介「非常に姑息ではあるけど、作戦勝ちっしょ。ねえ先輩。」



淳史「お前ら・・・よくも・・・よくも・・・」



「よくもこんな素敵なイベントを開催してくれたな!」



輝行「会長ばんざーい!!」



洸介「さすがです!今日は無礼講ですね!」



淳史「おっしゃ!勝利宣言として今日はとことん飲むぞぉおお!」




エアコンの音だけが響く部室・・・。


「コンコン・・・。コンコン・・・。誰もいないのか。」



ペタッ・・・。


部室のドアに張られた紙・・・そこには。






自然保護観察研究会へ



私、このたび自然保護観察研究会を退会させていただきます。


今までありがとうございました。





海保



part12へ続く

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