「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

■ スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■ 第102話 表情~すいません戻りました。

輝行の眠る墓に花とコーラーをたむけ。一同は京都へと向かっていた。



また1人仲間を失ってしまった事で喪失感に包まれながらも



仲間を元気付けるために竹田は



独り起つ
「まぁ・・・イイ奴だったよ結局さ・・・」



竹田は唐突にそう呟く。



車を運転する緑は、前を向いたまま無言で小さく頷く。



竹田「そうだ、おい由記。お前もう大丈夫なのか?」



後部座席の竹田の隣に座る由記



由記「・・・。」



その表情は硬く、緑同様前をじっと向いたまま反応はない。



閑散としてしまった車内で1人喋る事にも疲れ



移り行く季節の流れを車窓から眺めながら



ついつい眠り込んでしまっていた。



ほんの一瞬だ。ほんの一瞬目を瞑ったと思ったのに、それが数時間寝ていたなんて事は良くある。



この時の竹田もそれをまさに、体験した。



「ねぇ・・・ねぇ・・・。」



「ふぇぁ!え!?あえ?俺なにしてんだろ・・・。」



辺りはすっかり暗くなっていた。


まだ京都の近くかは分からない。おそらくまだ遠いだろう。


何の変哲もない道路で車は止まっている。


そして、運転席にいる緑が深刻な顔をして前を見ている。


由記は寝ているようだったが、緑は竹田だけを起こしたようで、車が止まってから大して時間は経っていないのだろう。



竹田はそう思い、恐る恐るフロントガラスから見える道路を見る。



まっくらな道に車のライトで照らされ、そこだけがはっきり見える。



狭い幅の道路だ。



おそらく車一台ギリギリ通れる位の幅だ。



そこには何かが横たわっている。



おそらく人だ。



いや、ゾンビかもしれない。



竹田に車が止まった理由が全て理解できたと思った緑



そして緑は初めてそこで口を開く。



緑「人・・・じゃないよね?」



完全に目が泳いでいる。緑もこの状況を理解するのにきっと時間が掛かったことだろう。



竹田「多分な・・・でも人の可能性も捨てられないよな・・・。」



フロントガラスから目を話さず答える緑



緑「でしょ・・・どうしよう・・・。」



竹田「轢いちゃうのが一番安全だと思うけど・・・。」



緑「それで襲われたらどうすんの・・・。こっちは女と怪我人なんだよ?」



竹田「そうだよな・・・迂回するってのは?」



緑「この時間帯を考えればこの辺りの住宅地は通りたくないでしょう?」



2人が深刻に話しをしていると、由記がふと目覚めた。



由記「どうしたの?」



むくっと起き上がられて少しビックリした竹田は少し怒ったように事情を説明し始めた。



由記「そうなんや・・・ていうかこんな所でずっとライト付けてたら集まっちゃうんじゃないの!?」



緑「あっ!」



竹田「緑!早くライト消せ!」



おもわずすぐにライトを消した緑



しかし光のなくなった車内では、段々と恐怖が支配し始める。



由記「私はこんな所すぐに通っちゃえばいいと思うよ。」



竹田「それは人だったとしても殺して構わないってことか?」



由記「こんな場所に寝てたらとっくにゾンビの餌食になっちゃってると思うよ・・・。」



緑「それもそうだね・・・。」



竹田「多分ここで輝がいたら、なんて言うかな・・・。」



緑「わかんないよ・・・。」



由記「・・・。」



竹田「多分輝はさ、轢いちゃってもいいんじゃね?って言うと思う。」



緑「あぁ・・・言うかもね・・・。」



少し笑顔が見え始めた緑と竹田。



続けて竹田は言い放つ。



竹田「そんで、その理由は・・・戻って確認しなきゃ人かゾンビか分かんないし悩む必要ないって言うと思う。」



少しクスっと笑った由記だったが



由記「お前の意見を押し付けんなよって思ってるかもよ。」



緑「ふふっ。ええーみたいな顔で見てるかもね。」



竹田「よし。決まった!このまま通ろう!」



緑「分かった!これを越えれば京都まであとちょっとだと思うよ。」



由記「竹田。シートベルトしなよ。緑さ、猛スピードで進んじゃおう。後ろも見ないでね。」



全員の気持ちが一致し、緑はアクセルに足を戻す。



ゆっくりとアクセルを踏む緑



それに呼応し、車もゆっくりと人かゾンビか分からない物体に加速していく



近づいていくうちに竹田が言った。



竹田「緑!もうライトいいんじゃね!」



緑「そ、そうだね!」



緊張が張り詰めた状態でやっとライトを付けられる



3人ともそう思ったに違いない



パッとライトがついた。



竹田の顔も由記の顔も明るく照らされ一安心の3人。




だが、目の前の物体が消えている。




そのまま通り過ぎる車。



竹田「あれ?もう・・・轢いた?」




緑「轢いたんじゃないかな・・・。」



由記「なんの衝撃もなかったけど・・・。」




「・・・。」



to be continue (長らくお待たせして申し訳ありませんでした。)

スポンサーサイト

コメント

■ コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

■ トラックバック

トラックバックURL ▽
http://4545454519191919.blog112.fc2.com/tb.php/213-2477864d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

妄想好きな奴ら

しゅこってるしニュース

トップ画面の記事をリニューアル致しました。 訪問者数が10000人を突破!! 皆様のおかげです!!ありがとうございます。

ブログランキング 小説・文学・ミステリーで 第1位 獲得!               ブログランキング 小説・文学・ホラーで  第1位  獲得!!

妄想賊4人組み

俊洸輝志

Author:俊洸輝志
妄想してますか? 僕たちはエブリディー。 このブログは、妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。 えー、このブログは僕たん達4人、俊、洸、輝、志が脳内麻薬を分泌し、いい具合にケミストリーしてます。 4人が続けて毎回違う作者が、妄想による小説を書いて まぁ、そんな感じです。

ブログ管理者俊洸【輝】志はコメントが大好きです♪
是非コメントをお願いします!拍手もポチッとお願いします♪

【当サイト著作権を破棄していません。掲載されている全ての無断転載、複製は固く禁じます】

【世紀末編のイラストは全て『kuroichi』様の提供です。『kuroichi』様のblogへもどうぞお越し下さい。】

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最近の記事

カテゴリー

良ければガシコーン

面白ければガシコーン

FC2Blog Ranking

吹いたらガシコーン

リンクどんどんどうぞ!!連絡頂ければどなたでもリンク追加いたします。

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
3856位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
オリジナル小説
945位
アクセスランキングを見る>>

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

スポンサー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。