「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 第109話 二重~まだまだ序の口スパート

辺りはすっかり暗い



心なしか暗闇にも目が慣れてきた



自分の手や少し先は何とか見えるが、返ってその先がまったく見えない事に恐怖を覚えた



白い息だけが自分で見える唯一の色だった。
「いってぇ・・・くそ・・・。」



車の下で今だ動けないでいた竹田は、少し緊張がとけたのか傷が痛み出した。


暗闇の中でヌルヌルとした血の感触とその匂いに少しずつ疲れても来ていた竹田は、つい頭を車体にぶつけてしまった。


「いてっ!」


すぐに我に返り辺りの物音に耳を澄ませる。



「・・・。」



竹田「何もいない・・・みたいだな・・・。」


ふと竹田がつぶやくとコツコツと音がしたような気がした。


それは後々10分ほど気がつかなかったのだが、由紀が竹田へと送ったノックだった。


「コツコツ・・・。聞こえるぞ由紀・・・?」



由紀「そ・・・だ・・・じょぶ・・・?」



かすかに聞こえる由紀の声に安堵する竹田だったが、いかんせんあまり良く聞こえない。


辺りの音に気をつけながら恐る恐る外に出た竹田は、ほぼしゃがんだままの低姿勢でトランクをノックした。


ゆっくりと少しだけ開いたトランクには由紀の丸い顔があった。


「大丈夫か?」



由紀「うん、そっちは?なんかあいつ等の声とかも聞こえたけど、もうどっかに行っちゃったの?」



竹田「ああ、俺はずっと車の下に隠れてたんやけど、この傷の出血がなかなか止まらないんだ・・・。」



由紀「ほら、これもつかえよ。止血しないとあいつ等がまた寄ってきちゃうんやろ?」



竹田「ああ、悪いな。でも結局においであいつ等が来る可能性もゼロじゃないし・・・近くに森があるだろ?」



由紀「だめ!それはだめ!そんな傷で1人で森に身を隠すっていうんやろ?バカやろ、お前は臭いけど、我慢してやるから一緒にトランクに隠れよ?ね?」


竹田「臭いってお前・・・。ありがとな、でも。もう2時間もしないうちに朝日が昇るはずだ。それまで森で隠れてばいいだけだし、何かあったらこの止血してたハンカチを反対方向に投げて華麗に逃げてみせるさ。」


由紀「それでもだめ!だめだよ!」



竹田「みんなが助かるにはこの方法しかないんやって!わかれや!」



由紀「馬鹿・・・ちゃんと隠れるんやぞ!」


竹田「お前・・・うん・・・せやな・・・絶対無事に戻ってくるから!お前の気持ちを裏切ったりせんからな!お前も絶対そこを動くなよな!ほなな!(ウィンク)」



由紀「・・・・なんであいつ今ウィンクみたいなのしたんやろ・・・・まじでキモッ・・・。」



静かにトランクが閉められ、竹田は中腰の状態で森の中へと入った・・・。



「あかんわ・・・完璧にあれは惚れられてしもたわ・・・。どないしよ・・・。」



季節は秋に入ったところ、朝日が差すまでの時間は竹田の予想より1時間以上遅かったが、竹田はそれを知る由もなかった・・・・。




一方、異形の者達の研究を進める洸介達は、カイチャンを検体に実験を繰り返し光明が見えかかってきていた。


その矢先の出来事。



あかり・洸介「あっ・・・。」



佐藤栄と鈴木英が寝ている仮眠室に2人を起こしにきたあかり・洸介だったが、そこに衝撃の光景だった。



仲良く佐藤と鈴木の間に鈴木が寝ていた。



分かりやすくいうと、佐藤栄と鈴木英の間に鈴木啓が寝ていた。



あかり「あんた達なにやってんの!すぐに離れなさい!」



あかりの怒声にすぐに目を覚ましたのは佐藤栄だった。



佐藤栄「はっ!す、すいません!」



ベッドから飛び上がりあかりに平謝りする佐藤だったが、どうやら今の状況をわかっていないらしい。



洸介「謝罪はいいですから、とりあえずアイツを何とかしないとまずいですよ!」



あかり「そうね。訳は後でこのハイヒールがきっちり聞くとして、まずは2号を元に戻さないと。」



佐藤栄「2号・・・?」



恐る恐る後ろを向きベッドを見る佐藤の顔はあかりと洸介には見る事ができなかったが、まさに絶望的な顔だったことだろう。



佐藤栄「ひぃいい!こんなのと寝てたなんて!どうしよう!俺感染しちゃったかもしれません!」



あかり「いいから離れなさい。そして鈴木も早く起きる!」



あかりがさっきよりも更に大きな怒声をかましたのにもかかわらず一向に起きない。



不安に思い、洸介が顔を覗きこむと



「ぅぅ・・・・」



洸介「あかりさん!急いでスットッキングを!早く!」



佐藤栄「まさか!英もか!?早くあかりさんストッキングを!僕に下さい!」



あかり「え!?ちょっと何でスト・・・。」



あかりに四の五の言わせずに洸介がもうストッキングを脱がしていた。



佐藤のうらやましそうな顔を尻目に、洸介は急いで英の両腕と両足をストッキングで強固に縛った。



洸介「これで良し・・・。」



佐藤「じゃあ俺は新しいストッキング取ってきますね!」



あかり「まちんさい!」



洸介「まちん・・・?」



あかり「とにかく、事情を説明して貰わないと安心してストッキングも履けないわよ。」



洸介「とりあえず、俺の持ってるロープでまた縛っておくんで佐藤さん事情説明よろしくお願いします。」



あかり「うん・・・え?う・・・うん、説明しなさい。」



佐藤栄の話によると、その日自分は仮眠を取るためにベッドに横になったという。



佐藤栄「気がついたら起きろってどやされてました。」



あかり「それだけ?」



洸介「それだけですか・・・俺は桜さん呼んできますね。」



あかり「・・・・」



洸介が去り、部屋にはゾンビ2号とゾンビ化した鈴木英とあかり・佐藤栄のみとなり



沈黙が流れた。



あかり「あんたねぇ・・・。」



あかりが口を開くと、佐藤は咄嗟に土下座し、床に顔を押し付けながら叫んだ。



佐藤「すいません!!本当に鈴木とは何にもなかったんです!まだキスもしてなくて!」




あかり「あんたねぇ・・・。」



to be continue (師走だから走るわ。)
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