「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 第111話 逃避~まだまだぁっすよ

自分のした決断


その決断の重さに気づいた洸介


なんであんな事を言ったんだろうか、なぜあのままあかりを行かせたのか・・・。


静かな部屋に一人、洸介は開いたままのドアを見つめている。
なぜあかりは医学部だと偽っていたのか


なぜあかりはパイプを持ち、なぜあの部屋はあのような惨状になっていたのか


本当に桜は感染していたのか、だとしたらなぜ、なぜ、なぜ・・・。


考えれば考えるほど分からない事だらけで、洸介はそのうち考えるのをやめた・・・。


洸介「・・・。」


我に返ると、そこには依然自分しかおらず、あかりが立ち去ってから数十分経っていた。


考えることをやめた洸介は行動に出る。

部屋を出て、階段を降り、いつもの研究室を通り過ぎ、重厚なドアを開け、外に出る。

外はもう日が暮れかけていた。

出口からはいつも洸介が喫煙するために選ぶ場所が見える。


洸介「ハァ・・・。さっきまで・・・。」


洸介は悩んでいた。

気持ちを切り替えて、引き続き研究するか、ここを飛び出しこの世界で唯一信頼できる仲間の元へ逃げるか。


洸介「くそ・・・でもここで俺がふんばらなきゃ・・・。」


逃げたしたい気持ちでいっぱいだった洸介の脳裏に、あの光景が眼に浮かぶ・・・。


洸介「で、でも・・・俺が治さなきゃ・・・やらないと・・・。」


そう思った時には、洸介は扉に手をかけていた。

思いレバーを引き扉を開ける。

「ギィィ・・・」

と、不気味な音を立てて開く扉、日も暮れてひんやりとした空気が漏れ出てくる。


「こ・・・く・・・ぅん・・・。」


扉の隙間から見える薄暗い廊下から何か声のような音がこだまして聞こえる。

何の音かと扉をもう少しあけ、音の正体を突き止めようとした洸介だったが・・・。


「こうすけく~ん。どこいったのう~?」


あかりの声だ。洸介を探している。

恐怖に慄いた洸介はすぐさま扉を閉めようとした。

「ギィィイイ・・・・・。」


思いのほか響く扉の開閉音に心臓が止まりそうになるも、洸介は咄嗟に扉から離れ、勢いよく走った。


洸介「ハァハァ・・・。」


走り続ける洸介。どこへ向かっているかは分からない。しかし、今はこの場から去りたい。あの女から逃げたい。

その一心で洸介は走り続ける。

後ろのほうで洸介の名を呼ぶあかりの声がする。

それにも洸介は振り向かず走る。

何かにつまずき洸介は思わず転んでしまう。

恐る恐る後ろを振り向く洸介の視界にまだ追っ手の姿はない。


洸介「ハァハァハァ・・・・ここまで・・・くれ・・・ばハァハァ・・・もう・・・大丈夫・・・だろ・・・。」


どのくらい走っただろうか、もうすでに研究室のあるビルは見えない。

洸介の名を呼ぶ声も聞こえない。

どうやら逃げ切れたようだ。


しかし、あたりはすっかり暗くなってきている。

あそこへはもう戻れない。しかし今日はもうこれ以上行動するのは危険だ。


洸介「どこか・・・んー・・・。」

安全なビルの中に逃げたい気持ちはあったが、ただそれだと中にゾンビが居た場合に奴らの声であかりに気づかれてしまう。

あかりがビルを1つ1つ探していた場合も、気づかれる恐れがある・・・どこか安全で気づかれない場所・・・。

ふと視界に車が目に入った。


洸介「そうか・・・。車の中なら・・。」

手ごろな車を発見した洸介は中に誰もいないのを確認すると恐る恐るドアを開けた。

もし車の防犯システムが生きていれば、一発でアウトだ。

瞬く間に警報音が響き渡り、あかりは勿論、ゾンビも大勢集まってくるだろう。

洸介「ゴクリ・・・。」


「ガチャ・・・。」


洸介「フウゥ・・・・・。」


走った疲れもあいまって深く深く息を吐き、安堵する洸介。

車に乗り込み、今夜はここで夜を明かす決意を固める。

シートに横になり、今日の事を思い出す・・・。


洸介「桜さん・・・。」

色んなことを考えているうちにすっかり眠りこんでしまった洸介。

何かの気配を感じ、はっと目を覚ます。

あたりは静かすぎるほどだ・・・。

恐る恐るホコリで曇った窓から外の様子を伺う・・・。

そこからは植木と空き缶と・・・靴が見える。


洸介「くつ・・・?」


そう思った時、洸介は自分の靴だと気づく。さっき転んだ時に脱げてしまっていたようだ。

あれがあっては気づかれるかもしれない。

そう思って洸介は恐る恐るドアを開け、あたりの様子を伺いながら靴へ近づく。

何事もなく靴を回収できた洸介は忍び足で再び車へと戻る。


洸介「ふぅ・・・よかった・・・。これで明日までは・・・大丈夫、大丈夫だ・・・。」


小声で自分にそう言い聞かせて鼓舞する。


何か胸騒ぎする気がしてまたドアの窓から外をうかがう。


植木に自転車、空き缶・・・靴がなくなった以外に特に変わった様子もなさそうだ。


洸介「ん・・・自転車・・・?」


さきほどまではなかった自転車が見える・・・。

さっきまであったか?いやなかったはずだ・・・でも見落としていたのかも・・・。

そう思った瞬間




「こーすけくん。くつ忘れてるよ。」



あかりがフロントガラスの向こうに見える。


to be continue (おしっこを我慢すると悪い病気になります。)


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