「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 第118話 下降~スリッパ最高

「このエレベーター動かないかも・・・。」


河野はそうつぶやきこちらを見つめている。


自分でも信じ切れなかったのだろう


河野はそういいながらも必死に下のボタンを押し続けていた。
「バンバンバンバン!」


河野「えぇ!?なんでぇ!?なんでぇ!?開かないの!?ねぇ海保!俺が悪いのか!?」


海保「貸してみろ!」

海保は河野の元へ駆け寄りボタンをいじる。

淳史やジョヌも心配で駆け寄るも、何度押してもボタンは何の動作もしてくれなかった。

ジョヌ「地震の影響ですかね・・・。」

淳史「なんとかならないかジョヌ!」

海保「このままじゃゾンビ達が来るのも時間の問題なんだろ!?」

香織「おにいちゃん!大丈夫!?」

香織がそういうので振り返るとそこには俯いた河野がいた。

「俺じゃない俺じゃない・・・。」

河野はそうつぶやいていた。

自分のせいでこうなったと思ってしまったのか、記憶喪失の後遺症なのか、河野はパニック症状を引き起こしているようだった。

ジョヌ「直せない事もないかもしれません!メカニックさえいれば・・・ジョーカーはいるか!」

ジョヌの部下が回りを見渡し

「ノーサー・・・。」

ジョヌ「くっ・・・申し訳ありません。では我々に残された選択はここで死ぬか外で死ぬかですね・・・。」


「ヴァアアアアアアア!!!」


急に聞こえた叫び声に避難民も海保達も、ジョヌや部下達でさえ驚いた。

淳史「ここで終わりだなんて・・・。」


「俺たちここで死ぬのか!?」「ねぇ!あんあたら!助けてくれるんだろ!?」


避難民達がジョヌや部下、河野たちにもそう言って来た。

ジョヌ「万策つきました・・・・。」


「ヴァアアアアアアア!!!」


「お、俺達は死にたくない!」

ゾンビの声がすでに階段の近くだと分かるほど大きく聞こえたせいで避難民が立ち上がり階段を走って登って逃げていった。


ジョヌ「だめですよ!いけない!」

ジョヌが制止するも既に遅く3人の若い男と女が階段を登っていってしまった。

海保「先に死ぬか後に死ぬかだな・・・。」

「ヴァアアアアアアア!!!」「いやああああ!!!」「やめでぐ・・・でぇっ・・・・。」


淳史「これで死ぬんだな・・・みんな今までありがとうな。みんなのおかげでここまで生きられた。ジョヌもありがとう。」

ジョヌ「天国でまた会いましょう。」

海保「あぁ、今だから言うけど・・・・・香織・・・実は俺、お前の事好きだったんだ・・・。」


香織「今言うなんてずるいよ・・・。私も好き・・・みんな大好きだよ!」

一同が目をつぶり、もはやゾンビに食い殺されるのを待つ決意をしている中

「あぁぁぁ・・・俺のせいだ・・・・なんで何も起きないんだ!なんで下にいかないんだ!」


河野が泣きながら下のボタンを殴っている。

「頼むよぉおお!下がダメなら上でもいいからぁあ!!」

河野は上ボタンも殴り始めた。

その事に気づいたのは隣にいた香織だった。

香織「上に行ったって・・・・。上?ああ!上だよみんな!」

ジョヌ「なんですか!?香織さん!?」


香織「エレベーターシャフトだよ!よく映画とかでエレベーターが止まったらエレベーターシャフトに逃げるじゃない!?」


ジョヌ「そうか!その手がありましたか!」

海保「ジョヌ!なんとかなるか!?」

ジョヌはもう既にそのための指示を部下にしている最中だった。

淳史「河野!でかした!お前のおかげで救われるかもしれない!」

河野「でもでも・・・またダメだったら・・・俺のせいで・・・せいで・・・また爆発しちゃったら・・・。」


「ババババン!」

ジョヌの部下は天井を打ち抜いて穴を開けた。

ゾンビは既に階段の上に迫っている。

一刻の猶予もない。

ジョヌ「海保さん、淳史さん!フラッシュとサンダーと私でゾンビを食いとめます!協力を!」

ジョヌ達が彼らを食わんとするゾンビが階段から降りてくるのを防ぐために銃を構える。

「ババババババン!」

「ババババババン!」

「ババババババン!」

まさに弾幕で防ぐとはこのことだった。


エレベーターの天井に開けられた穴にジョヌの部下が上がりロープを下げる。

そこにまずは避難民、ついで河野、香織と上がった。

淳史「ジョヌ!弾切れだ!」

ジョヌ「先に上がってください!海保さんも切れたら上がって!」


「ババババババン!」「ババババババン!」「ババババババン!」「カチカチ!」


フラッシュとサンダーが弾切れとなったが彼らはジョヌの元を離れようとはしなかったが、ジョヌの怒声で2人もエレベーターへと走った。

海保「ジョヌ!お前で最後だ!早く!」


天井の穴から海保が太い腕を差し出している。

ジョヌは振り返らずに銃を階段へと撃ち続けたままエレベーターへと走った。

後ろからはおびただしい数のゾンビが迫っている。

「ナーウ!(今だ!)」


ジョヌの言葉でフラッシュがエレベーターのワイヤーを切る。

「バン!!」

「つかまれぇぇ!!!」


海保の差し出した腕にジョヌは見事に掴んだ。

それと同時にエレベーターはまっすぐ下へ急降下していく。

ジョヌが穴を通りエレベーターがシャフトをどんどん下がっていくのが見えた。

そして、ジョヌの足に何か抱きついているのも見えた。


海保「ジョヌ!!!!」

ジョヌ「ちっ・・・。」

海保「待ってろジョヌ!今そいつらを何とかする!」


海保が何か叫んでいるが下でエレベーターが爆発し火を放っているせいで何も聞こえなかった。

だが何を言おうとしているのかはジョヌには分かった。


ジョヌ「手を離して下さい海保さん・・・。」

ゾンビがジョヌの太ももにしがみつき放そうとしない。


海保「何言ってやがんだ!今助けるから!助けるから諦めんなよ!」


ジョヌ「もう武器もありませんし、私の手は血だらけな上に海保さんの腕を掴む力も残っていません。」


海保「お、おれが今そいつらを蹴り落としてやるから!それまで頑張れ!!!」


ジョヌ「だめです・・・もう足の感覚がない・・・噛まれてしまったようです・・・。」


海保「そんな!!だめだ!俺の友達が京都でワクチンを作ってる!助かるんだ!だから!」


ジョヌ「それを聞いて安心しました・・・人類は負けたわけではないのですね・・・。」


海保「そうだよ!!だから絶対諦めんな!俺は絶対放さないからな!」


ジョヌ「貴方達のような良い人たちに会えるなんて、私もクリスも幸せ者です・・・。」


「Chris...
... que j'aille vous rencontrer maintenant. (クリス・・・今逢いに行きますよ。)」


海保の腕からするりと抜けたジョヌは海保の視界の中でゆっくり小さくなっていき

炎に包まれ、そして見えなくなった・・・。


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