「しゅこってるし!!」 俊洸輝志

妄想してますか?僕たちはエブリディー。このブログは妄想の人のための妄想の人による、妄想のための、妄想がいいの。このブログは4人が脳内麻薬を分泌、いい具合にケミストリーし、毎回違う作者が小説を書きます。   なお、この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません

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■ 第18話 派閥~完徹バレエレッスン

「とにかく部屋に運べ!」 「他の奴らも呼んでこい!」 「・・・。」

「だからやめろって言ったんだよ!」  「・・・。」 「今そんな事言ってる場合じゃねえだろ!」

「緑どうなっちゃうの・・・。」 「・・・。」 「何が起こったんだよ!」


慌しい数時間がまるで一瞬のように過ぎた。

河野と緑は2人とも今だ目を覚まさない。女子部屋の2人が横たわっているベッドの脇には香織と由記が静かに泣いている。

隣の部屋では2人の男が大声で怒鳴りあっていた。
淳史「だから言っただろ!銃なんて必要ないんだって。あの時全部捨ててたらこんな事態にならなかったよ!」

輝行「ごめん・・・。こんなことになるなんて・・・。」

海保「淳史もそのくらいにしろって。韓だって反省してるし、2人が死んだ訳じゃないだろ。」

洸介「確かにこんな状況になったけど・・・。俺も使いたくない、でも銃は必要だと思うよ。あんな武器じゃ守れっこないよ。」

淳史「素人が使ったらあんな風になるんだよ!今だって照明だけで十分守れるだろ!もし本格的に使ったらこんな事態じゃ済まないだろ!」

海保「今は言い争ってる場合じゃないだろ?とにかく2人は息はしてるみたいだし、今夜の対策の話をしようぜ。」


淳史の興奮も冷め止まぬまま、男達は今宵の安全対策を話し合った。
話し合いの結果、銃は遠く離れた別の部屋に慎重に移し、バリケードと侵入路の確認と自家発電のチェックを行う事になった。
それでも落ち込んでいた輝行は洸介の後押しもあり淳史の目を盗み、1丁だけは散弾銃を持つ事にした。


香織「治療室みたいな部屋に家庭の医学って本があって見たけど、どうやら2人は暴発で気絶してるだけみたい。緑は少しかすり傷があるみたいだけど・・・。」

海保「そうか、大事なくて良かった。今夜は2人交代で見張る事にしたから、とりあえず俺と淳史以外は休んでてくれ。」


海保は淳史と輝行との確執を気にしてか意図的に2人を一緒の場所に居させないようにした。
由記も緑の状態にショックを受け、香織以外とは口を利かず、香織も連日の2人の看病で疲労とストレスがたまり、
洸介も除々にだが淳史への不信感が増え始め、8人の仲間にも少しずつ亀裂が生じ始めていた。

2人は夜が明け、翌日の昼には目を覚ました。

香織「2人が目を覚ましたよ!」

洸介「良かった・・・。2人はどう?」

香織「私にも分らない・・・。ていうか、私にばっかり聞かないでよ!」

洸介「あぁ・・・。ごめん。香織は休んでてよ。俺達で介抱するから。」

香織「なんで私ばっかり・・・。」


洸介と輝行が2人の様子を見ると、どうやら緑は片耳と、河野は両耳の鼓膜が破れている事が分った。
鼓膜は自然治癒すると医学書には書かれており、数週間の間はホテルに滞在せざるを得なくなった。

それから数日が経ち、ゾンビらしき連中の襲撃や接近もなくなり平和な日々が続いた。
2人交代も1人交代となり、緑と河野は筆談で会話をするようになり、みんなの疲労とストレスもなくなりつつあった。

そんなある日


由記「最近、あいつらは来ないみたいやね・・・。もうどこかへ行ったんじゃ・・・?」

海保「確かにここ数日はまったく見かけなくなったね。」

洸介「俺はいつまでもここに居るべきじゃないと思うね。」

淳史「何言ってるんだよ。ホテルには姿を見せなくなっただけで、街にはきっと大勢いるんだよ!」

輝行「俺もここ数日考えてたけど、ずっとここに居ても埒があかないと思うな・・・。」

香織「確かにここにいたら安全かもだけど、正直緊張で息が詰まるっていうか・・・。」

輝行「人がいない所にはあいつらも少ないんじゃないか?」

海保「それは可能性あるな。いっそここから出て人気のない山とかのホテルに潜んだ方がいいかもな。」

洸介「うんうん。俺は温泉地とかいいと思うんだ。観光地は人はほとんど住んでないだろうし、温泉で休養ってのはどうだ?」

淳史「みんながそう思うなら・・・俺は従うよ・・・。」


急遽翌日にホテルを引き払い、日光の温泉地へ向かう事となった。
翌日の出発準備に銃を持っていくかで少し揉めたが、香織と海保の説得で淳史の承諾も得て、別の車で運ぶ事となった。


輝行「いよいよ、明日だな。今夜さえ乗り切れば明日は温泉だな。」

洸介「ま、ここ数日平和だし、今日も大丈夫だろ。俺は寝るけど、韓!見張り宜しくな。」


いつもと同じ長い夜が始まった。交代時間までは2時間ある。温泉への興奮で眠気はさほどなく、まだ撃った事もない銃を握り締め、14階の窓からフロントを睨む。

照明で明るすぎるほどのフロントを睨んでいるうちに、目がぼやけてくる。

少し眠たいのかなと時計を一瞬見るも、まだ交代まで時間がある。

その時、サッと横切る黒い陰を見た。

とっさに銃を構えるも、辺りには人影は見当たらない。


「ガッシャーン!!」


突然、何かが割れる音と共にフロントの照明が消えた。慌てて、横の洸介を起こし皆を起こしてくるよう促す。

それが済むとフロントに再び目を向け、銃を構えるも、大勢の人影に思わず硬直する。


「来たぞー!!来たぞー!!」


洸介の怒鳴り声が聞こえる。河野を除く全員が一斉に起きる。

輝行「大変だ!フロントの照明がやられた!大勢入ってくるぞ!」

淳史「なんでだ!今日まで何もなかったのに・・・。」

海保「とにかく階段とエレベーターさえ守ればここには入ってこれない!そこを守るぞ!」

輝行「俺と洸介は階段を守る!海保と淳史はエレベーターを非常停止させてくれ!」

淳史「女の子達は河野とこの部屋をお願い!窓からの監視も頼んだ!」


そういうと男達は一斉に部屋から出て、女達も武器を手に各自の持ち場についた。



to be continue (腹が減っては戦はできぬよ?)

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俊洸輝志

Author:俊洸輝志
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